特許
J-GLOBAL ID:200903071965542299

脱落ステップ検知装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-250314
公開番号(公開出願番号):特開平5-193887
出願日: 1992年09月21日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 エスカレータの戻り走行時に脱落ステップを特定するエスカレータステップ検知器を提供する。【構成】 エスカレータの戻り走行時にステップ6が適切な位置にあるか否かを決定するための簡単な機械システム12は、エスカレータの両着床部の下側にあるステップの戻り行路の一方側に配置された可動ばねでバイアスされているキャリッジ20に取り付けられた接触ローラ16を有している。そのばねバイアスは、キャリッジをステップの一方側に向かって押しやり、それらのステップが検知器のそばを通過するとき、接触ローラを各ステップの側部に対して強制し、ステップの有無を検知する。もしそれらのステップの1つが誤った位置にあるとエスカレータが止められ、可聴または視覚アラームが鳴らされる。その電力スイッチは、欠陥が修理された後、着床部の下側の遠隔位置からのみリセットされる。
請求項(抜粋):
エスカレータすなわち動く歩道において使用する脱落ステップ検知装置であって、上記装置が、a)搬送装置の少なくとも一方の着床の下方に取り付けられた可動キャリッジであって、搬送装置の戻り行路の一方側に設けられたキャリッジと、b)上記キャリッジを上記戻り行路の方向にバイアスさせるためのばね手段と、c)上記キャリッジに取り付けられた接触ローラであって、ステップと接触するとき上記ばね手段を圧縮するよう動作可能であるローラ手段と、d)上記キャリッジの一方側に設けられた接触スイッチ手段であって、電力を供給して搬送装置を動作させるように通常閉じられているスイッチ手段と、e)上記戻り行路から離れている上記スイッチ手段の側部において上記キャリッジに取り付けられたスイッチ不能化手段と、から構成され、上記スイッチ不能化手段は、通常上記接触スイッチ手段及びステップの側面から空間的に離れているとともに、上記接触ローラがステップに接触できずに上記戻り行路に一層近接した位置に動かされた時、上記接触スイッチ手段と接触しそのスイッチを開かせて搬送装置へ供給される電力を遮断させることを特徴とする脱落ステップ検知装置。

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