特許
J-GLOBAL ID:200903071970188991

斜板型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 洋二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-316917
公開番号(公開出願番号):特開平9-158830
出願日: 1995年12月05日
公開日(公表日): 1997年06月17日
要約:
【要約】【課題】 斜板型圧縮機において、スラスト軸受に作用する荷重を低減することによってスラスト軸受の寿命低下を抑制する。【解決手段】 作動室38は、吸入口24から吸入された冷媒を中間圧力まで圧縮し、外部駆動源側に形成されている作動室39は、作動室38で圧縮された冷媒を連通路30から吸入して吐出圧まで圧縮する。これにより、斜板室38a内圧力と大気圧との圧力差によって回転軸5に作用する軸方向荷重Foが、作動室38、39内の冷媒が双頭ピストン8に及ぼす作用力F1 、F2 によって略相殺される。
請求項(抜粋):
外部駆動源から駆動力を得て回転する回転軸(5)と、前記回転軸(5)に作用する軸方向荷重(FB)に対抗するスラスト軸受(11、12)と、前記スラスト軸受(11、12)を保持するとともに、前記回転軸(5)を収納するハウジング(1、2、3、4)と、前記ハウジング(2、3)内に前記回転軸(5)と平行に形成された複数個のシリンダ(9a、9b)と、前記シリンダ(9a、9b)内で往復運動し、軸方向前後両側にピストン(8a、8b)を有する双頭ピストン(8)と、前記回転軸(5)に設けられ、前記回転軸(5)の回転運動を往復運動に変換して前記双頭ピストン(8)を往復運動させる斜板(6)と、前記シリンダ(9a、9b)と前記双頭ピストン(8)とによって形成される第1作動室(38)および第2作動室(39)と、前記ハウジング(1、2、3、4)に形成され、流体を吸入する吸入口(24)と、前記ハウジング(1、2、3、4)に形成され、前記第1および第2作動室(38、39)にて圧縮された流体を吐出する吐出口(23)と、前記ハウジング(1、2、3、4)内に形成され、前記吸入口(24)と連通する斜板室(38a)とを有し、前記第2作動室(39)は前記外部駆動源側に形成されており、前記第1作動室(38)は、前記吸入口(24)での吸入圧と前記吐出口での吐出圧との間の圧力まで圧縮し、前記第2作動室(39)は、前記第1作動室(38)で圧縮された流体を前記吐出圧まで圧縮し、前記斜板室(38a)内圧力と前記ハウジング(1、2、3、4)外圧力との圧力差によって発生する軸方向荷重(Fo)が、前記第1および第2作動室(38、39)内の流体が前記双頭ピストン(8)に及ぼす作用力(F1 、F2 )によって略相殺されることを特徴とする斜板型圧縮機
IPC (2件):
F04B 27/08 ,  F04B 39/00 103
FI (2件):
F04B 27/08 G ,  F04B 39/00 103 P
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 両頭斜板式圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-093482   出願人:株式会社豊田自動織機製作所
  • 両頭斜板式圧縮機
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-068768   出願人:株式会社豊田自動織機製作所

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