特許
J-GLOBAL ID:200903071973872745
走査光学装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
松岡 修平
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171907
公開番号(公開出願番号):特開平9-329757
出願日: 1996年06月11日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 従来技術ではレーザー光の進む方向における装置の大きさを小さくすることができないという問題があった。【解決手段】 半導体レーザー10から発した発散光をコリメートレンズ11により平行光束とし、絞り板20のスリット21を透過させ、シリンドリカルレンズ12、平面ミラー13を介してケーシングの底面1aに対して垂直な回転軸14aを持つポリゴンミラー14に入射させる。平面ミラー13は、ポリゴンミラー14に入射する光束とポリゴンミラーで反射される光束とが副走査方向に分離されるよう配置されている。絞り板20に形成されたスリット21は、ほぼ主走査方向に長辺、副走査方向に短辺を有する長方形に形成されている。スリット21は、その長手方向が底面1aに対して角度φ傾くよう形成され、シリンドリカルレンズ12はその母線がスリットと同様に傾くよう配置されている。
請求項(抜粋):
光源から発して絞り板に形成されたスリットを透過した光束を副走査方向において正のパワーを持つシリンドリカルレンズを介してポリゴンミラーに入射させ、前記ポリゴンミラーで反射された光束を結像光学系により走査対象面上に収束させる走査光学装置において、前記絞り板と前記ポリゴンミラーとの間の光路中に、前記光源から発した光束をポリゴンミラー側へ反射させる平面ミラーが設けられ、前記光源から前記結像光学系までの光学素子は、前記ポリゴンミラーの回転軸に対して垂直な底面を有する箱状のケーシング内に配置され、前記光源は、該光源部から前記平面ミラーに向かう光束が前記底面に対して平行となるよう配置され、前記平面ミラーは、前記ポリゴンミラーに入射する光束と該ポリゴンミラーで反射される光束とが副走査方向に分離されるよう配置され、前記スリットは、直交する2方向に対して異なる径を持ち、該スリットを前記平面ミラーを介して前記ポリゴンミラーの反射面上に投影した際に、投影されたスリット像の長手方向が前記底面とほぼ平行になるように、前記スリットの長手方向が前記底面に対して数度傾くよう形成され、前記シリンドリカルレンズは、その母線方向が前記スリットの長手方向と同方向に前記底面に対して数度傾くよう配置されていることを特徴とする走査光学装置。
IPC (2件):
G02B 26/10 103
, G02B 26/10
FI (2件):
G02B 26/10 103
, G02B 26/10 D
前のページに戻る