特許
J-GLOBAL ID:200903071979263236

膜タンパク質-両親媒性アクリル重合体の水溶性複合体および診断法への応用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-527375
公開番号(公開出願番号):特表2001-519836
出願日: 1996年12月16日
公開日(公表日): 2001年10月23日
要約:
【要約】本発明は、膜タンパク質-両親媒性ビニル重合体の水溶性複合体であって、該ビニル重合体が式(I)に対応し、式中、R1は基COO-M+(M+はアルカリ陽イオンである)、COOR7(R7は糖基、ポリオキシアルキレン、ポリオキシエチレン、N-ピロリドニル、フェニルスルホネート、CONR8R9(R8およびR9は、同一でも異なっていてもよく、水素原子、糖基、ポリオキシアルキレン、特にポリオキシエチレン、双生イオン基であり、R4、R5およびR6は、同一でも異なっていてもよく、水素原子またはメチル基であり、R2は、COOR12またはCONR13R14基であり、R12は、直鎖または分岐鎖アルキルまたはアルキレン基であり、R13、R14は、同一であるか、または異なっており、R12の意味の一つを有し、さらに、両者の一方が水素原子でよく、R3は基COOR15またはCONR16R17基であり、R15は(C1〜C5)アルキル基であり、R16、R17は、R15の意味の一つを有し、さらに、両者の一方が水素原子でよく、x、y、zはそれぞれの単位の百分率に相当することを特徴とする複合体に関する。この複合体は試薬および診断キットの製造に使用できる。
請求項(抜粋):
膜タンパク質-両親媒性ビニル重合体の水溶性複合体であって、前記ビニル重合体が式に対応し、式中、R1は基 - COO-M+(M+はアルカリ金属陽イオンである)、 - COOR7(R7は糖残基、ポリオキシアルキレン、特に4〜10個のア ルキレンオキシド単位を含むポリオキシエチレン、基(CH2)t-NR10 R11であり、tは1〜5の整数であり、R10およびR11は、同一でも異な っていてもよく、水素原子または(C1〜C4)アルキル基である)、 - N-ピロリドニル、 - フェニルスルホネート、 - CONR8R9(R8およびR9は、同一でも異なっていてもよく、水素原 子、糖残基、ポリオキシアルキレン、特に4〜10個のアルキレンオキシ ド単位を含むポリオキシエチレン、または双生イオン基である)、 であり、R4、R5およびR6は、同一でも異なっていてもよく、水素原子またはメチル基であり、R2は、基COOR12またはCONR13R14であり、 -R12は、6〜12個の炭素原子を有する直鎖または分岐鎖アルキルまたは アルケニル基であり、 -R13およびR14は、同一でも異なっていてもよく、R12の意味の一つを有 し、さらに、両者の一方が水素原子でよく、R3は基COOR15またはCONR16R17であり、 -R15は(C1〜C5)アルキル基であり、 -R16、およびR17は、R15の意味の一つを有し、さらに、両者の一方が水 素原子でよく、x、yおよびzはそれぞれの単位の百分率に相当し、 -xは20〜90%であり、 -yは10〜80%であり、 -zは0〜60%であり、平均分子量は500〜100,000であり、50,000以下が有利であることを特徴とする複合体。
IPC (4件):
C08F220/10 ,  C08F220/04 ,  C08F220/54 ,  G01N 33/544
FI (4件):
C08F220/10 ,  C08F220/04 ,  C08F220/54 ,  G01N 33/544 A

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