特許
J-GLOBAL ID:200903071985002886

デジタル放送受信機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 宮田 金雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109368
公開番号(公開出願番号):特開平10-303851
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 各キャリアが位相変調され直交周波数分割多重(OFDM)されたデジタル信号の受信時の周波数ずれを補正する。【解決手段】 各キャリアが位相変調された直交周波数分割多重伝送方式を用いるデジタル放送において、各キャリアの参照用の固定パターンシンボル(位相参照シンボル)を受信して得る周波数領域の復調データの配列に対して、その共役複素数の配列を各要素ごとに乗じた結果の各要素について、対応する位相参照シンボル既定値の要素と両隣の要素の位相差が、特定のいくつかのパターンにマッチするデータをそれぞれ抽出して加算平均を行い、この加算平均値から周波数ずれを検出し、これに基づいて放送周波数への同調制御を行う。
請求項(抜粋):
各キャリアが4相位相変調(QPSK)された直交周波数分割多重(OFDM)伝送方式を用いるデジタル放送において、各キャリアの参照用の固定パターンシンボル(位相参照シンボル)を受信して得る周波数領域の復調データの配列に対して、その共役複素数の配列を各要素ごとに乗じる処理を行う手段と、この乗算結果の各要素について、対応する位相参照シンボル既定値の負側の隣の要素との位相差が0で、かつ正側の隣の要素との位相差が±π/2である要素を選択するデータ選択手段と、対応する位相参照シンボル既定値の負側の隣の要素との位相差がπで、かつ正側の隣の要素との位相差が±π/2である要素を選択するデータ選択手段と、対応する位相参照シンボル既定値の正側の隣の要素との位相差が0で、かつ負側の隣の要素との位相差が±π/2である要素を選択するデータ選択手段と、対応する位相参照シンボル既定値の正側の隣の要素との位相差がπで、かつ負側の隣の要素との位相差が±π/2である要素を選択するデータ選択手段と、前記選択された4つの要素のうち、対応する位相参照シンボル既定値の負側の隣の要素との位相差が0である要素の加算平均値と、前記既定値の負側の隣の要素との位相差がπである要素の加算平均値とを得、さらにこの2つの加算平均値の差分を得る減算手段と、前記選択された4つの要素のうち、対応する位相参照シンボル既定値の要素とその正側の隣の要素との位相差が0である要素の加算平均値と、前記既定値の負側の隣の要素との位相差がπである要素の加算平均値とを得、さらにこの2つの加算平均値の差分を得る減算手段と、前記2つの差分から周波数ずれを求め、これに基づき放送周波数への同調制御を行う手段を備えたことを特徴とするデジタル放送受信機。
IPC (4件):
H04J 11/00 ,  H04B 1/16 ,  H04H 1/00 ,  H04L 27/18
FI (4件):
H04J 11/00 Z ,  H04B 1/16 G ,  H04H 1/00 A ,  H04L 27/18 Z

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