特許
J-GLOBAL ID:200903071985467560

ソーラー街路灯用充放電制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-084873
公開番号(公開出願番号):特開平11-243650
出願日: 1998年02月23日
公開日(公表日): 1999年09月07日
要約:
【要約】【課題】 天候によって大幅に変動する太陽光発電を有効に利用する為、充電量と基本点灯電力量を比較し不足電力量又は余剰電力量を演算して蓄電池の電池容量を一定にするように放電量を制御し、蓄電池の過充電、過放電を回避し、照明灯の負荷稼働率を上げ、かつ、安定した負荷稼働が実現できるソーラー街路灯用充放電制御装置を提供する。【解決手段】 太陽電池の充電電流と照明灯の負荷電流を検出する電流検出部により充電量及び負荷電力量を演算し、充電量とあらかじめ設定した基本点灯電力量を比較して不足電力量又は余剰電力量を算出し、充電量が設定した基本点灯電力量に対して多く、かつ、不足積算電力量がゼロの場合、負荷を増大させ、また、充電量が設定した基本点灯電力量より少なかった場合、基本点灯電力量分、負荷の照明灯を点灯させる、その際の不足電力量は、充電量が基本点灯電力量より多かった日の余剰電力量で補充する制御をする。
請求項(抜粋):
太陽電池(2)から得られる電気エネルギーを逆流防止ダイオード(3)及び蓄電池保護用スイッチ又は素子(4)を介して蓄電池に充電する際の太陽電池電圧を検出する太陽電池電圧検出部(9)と、充放電により変動する蓄電池の電圧を検出する蓄電池電圧検出部(8)と、太陽電池(2)から蓄電池(5)に充電する際に流れる充電電流及び蓄電池から負荷を増大する手段を有する負荷接続用スイッチ又は素子(6)を介して照明灯(7)に流れる放電電流を検出する電流検出部(10)及び該電流に相当する電圧を増幅する電流増幅部(11)と、充放電により電圧が変動する蓄電池から電圧が一定な制御用電源を作り出す定電圧回路部(13)を具備し、時間計測機能を有したCPU制御手段(12)で、上記太陽電池電圧検出部(9)によって得られる太陽電池電圧から日没、夜明を判定し、上記電流検出部(10)で得られる充電電流と放電電流から充電量及び負荷電力量を演算し、該充電量と、あらかじめ設定した基本点灯電力量を比較して不足電力量又は余剰電力量を算出して、充電量が基本点灯電力量より多く、かつ、前日までの不足積算電力量がゼロの場合、余剰電力量分、負荷電力量を増大させるように負荷の照明灯(7)を点灯させ、また充電量が基本点灯電力量より少なかった場合、基本点灯電力量分、負荷の照明灯(7)を点灯させる、その際の不足電力量は、不足積算電力量に加算し、充電量が基本点灯電力量より多かった日の余剰電力量で補充するように負荷を増大させる手段を有する負荷接続用スイッチ又は素子(6)を制御することを特徴とするソーラー街路灯用充放電制御装置。
IPC (4件):
H02J 7/35 ,  F21S 9/02 ,  G01R 19/165 ,  H01L 31/04
FI (4件):
H02J 7/35 B ,  F21S 9/02 Q ,  G01R 19/165 M ,  H01L 31/04 K

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