特許
J-GLOBAL ID:200903071985550417

光ファイバケーブル用スペーサおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松本 雅利
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-196385
公開番号(公開出願番号):特開平8-062460
出願日: 1994年08月22日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 側面直線性が高く、溝の表面粗さが小さいスペーサが高い生産性の下に得られる製造方法の提供。【構成】 外径が2.6mm の抗張力線1の外周に、予備被覆層2を設けた外径が4.4mm の被覆抗張力線3を、孔部半径R4 が5.35mm、谷部半径R3 が2.25mmの寸法の口金の断面中央部を7m/分の線速度で走行させて、口金を回転させながら、温度180 °Cの溶融した高密度ポリエチレンを吐出させ、引取ながら空冷することにより固化させて、螺旋ピッチが500mm のスペーサを製造した。得られたスペーサは、溝幅が1.45mmの5個の溝7が、光ファイバテープ心線を収納する溝として利用される。スペーサ本体5のリブ部6の外周半径r4 は、4.75mmであり、光ファイバテープ心線を収納する溝7の谷部半径r3 は、2.27mmであった。これらの寸法からこの部分におけるリブ引き落とし比は、0.8 となる。
請求項(抜粋):
中央に抗張力線を配置し、この抗張力線の外周に熱可塑性樹脂の予備被覆層を形成し、前記予備被覆層の外周に結晶性熱可塑性樹脂を押し出して、長手方向に沿って螺旋状に延びる溝部が設けられたスペーサ本体を形成する光ファイバケーブル用スペーサの製造方法において、得られたスペーサの溝断面形状寸法と前記結晶性熱可塑性樹脂を押し出す口金孔部の断面形状寸法とにより決定されるリブ引き落とし比を0.75以上、0.9未満の範囲内に設定することを特徴とする光ファイバケーブル用スペーサの製造方法。
IPC (3件):
G02B 6/44 361 ,  G02B 6/44 391 ,  H01B 13/00 551
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特開昭64-081921
  • 特開平4-081706
  • 特開昭60-208220
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