特許
J-GLOBAL ID:200903071991410856

ロジック素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-067018
公開番号(公開出願番号):特開平6-224411
出願日: 1993年03月25日
公開日(公表日): 1994年08月12日
要約:
【要約】【構成】 ロジック素子は、トンネル障壁Dにより相互接続された一連の電荷蓄積ノードN0〜N3からなる。クロック線CL1〜CL3に供給されるクロック波形V1〜V3は、電荷が一つのノードからトンネルダイオードDを通過して他のノードへ達する確率を選択的に変化させる。各ノードの電荷の量はクーロン妨害により制限され、これにより、第1および第2の論理レベルが定まる。典型的には、この論理レベルは、単一電子の存在/不存在により定まる。但し、電子数はさらに大きい数(例えば10)とすることもできる。典型的にはクーロン妨害電位計である出力素子は、ノードN3の論理状態を示す出力論理信号を生成する。【効果】 クーロン妨害を利用して単一キャリアの流れを生成することができ、このキャリアの流れは予め定めたクロック周期内に発生するので、確実な情報転送が行える。
請求項(抜粋):
ロジック素子であって、電荷蓄積ノードと、障壁手段と、クロック周期内に電荷キャリアが前記障壁手段を通過して前記ノードへ達する確率を選択的に変更するクロック手段とを備え、前記ノードにおける電荷の量がクーロン妨害(Coulomb blockade)により制限されて、第1および第2の論理レベルが定められ、さらに、前記ノードの論理レベルに応じて、複数の異なる論理状態を有する出力論理信号を生成する出力論理手段とを備えたロジック素子。
IPC (5件):
H01L 29/66 ,  H01L 27/08 ,  H01L 29/88 ,  H01L 49/00 ,  H03K 19/08
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平3-241869

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