特許
J-GLOBAL ID:200903071995748487

斜張橋における落橋および浮き上がり防止構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森山 隆
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-257203
公開番号(公開出願番号):特開2004-092269
出願日: 2002年09月02日
公開日(公表日): 2004年03月25日
要約:
【課題】斜張橋の端支点部における落橋防止および浮き上がり防止を、鋼材重量を大きくすることなくかつ簡易な施工で実現する。【解決手段】橋桁14の端横桁18内に、中間部が略円弧状に湾曲したケーブル挿通孔20を、その両端部が端横桁18の下面18aおよび橋軸方向外面18dに開口するようにして形成する。そして、このケーブル挿通孔20に耐震ケーブル22を挿通配置し、その一端部22aを橋台16の竪壁部16Aに定着するとともにその他端部22bを橋台16の胸壁部16Bに定着する。これにより、落橋の原因となる、橋桁14を橋軸方向内方へ相対変位させる外力に対しては、耐震ケーブル22の他端部22bが定着された胸壁部16Bの反力によって抵抗させる。また、浮き上がりの原因となる、橋桁14に作用する上揚力に対しては、耐震ケーブル22の一端部22aが定着された竪壁部16Aの反力によって抵抗させる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
斜張橋の端支点部において橋桁が橋台から落下することおよび浮き上がることを防止するための構造であって、 上記橋桁の端横桁内に、中間部が略円弧状に湾曲したケーブル挿通孔が、該ケーブル挿通孔の両端部を上記端横桁の下面および橋軸方向外面に開口させるようにして形成されており、 このケーブル挿通孔に、所定の耐震ケーブルが挿通配置されており、 この耐震ケーブルの一端部が上記橋台の竪壁部に定着されるとともに、該耐震ケーブルの他端部が上記橋台の胸壁部に定着されている、ことを特徴とする斜張橋における落橋および浮き上がり防止構造。
IPC (2件):
E01D11/04 ,  E01D19/04
FI (2件):
E01D11/04 ,  E01D19/04 101
Fターム (2件):
2D059BB08 ,  2D059GG30

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