特許
J-GLOBAL ID:200903071998886112

遊星歯車式変速装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 菊谷 公男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-030036
公開番号(公開出願番号):特開平8-200456
出願日: 1995年01月26日
公開日(公表日): 1996年08月06日
要約:
【要約】【目的】 3組の遊星歯車装置、3つのブレーキ、および2つのクラッチによって前進5段、後退1段の遊星歯車式変速装置を構成する。また、オーバードライブ変速段におけるすべての回転要素の回転速度を抑制して損失を少なくする。【構成】 遊星歯車装置G11、G12のサンギヤS11、S12を入力軸J1に直結する。ピニオンギヤP11、P12が連結される。リングギヤR11にクラッチK1とブレーキB1が連結される。遊星歯車装置G13とブレーキB3で構成される増速器は、回転メンバーE4の回転を増速して出力軸J2に出力する。オーバードライブ変速段では、クラッチK1を締結して遊星歯車装置G11、G12ごと回転メンバーE4を入力軸と一体に回転させる。従って、遊星歯車装置G11、G12における歯面の摩擦や軸受けの磨耗が停止する。
請求項(抜粋):
入力部材の回転軸線上に配置された第1、第2、および第3遊星歯車装置を有する遊星歯車式変速装置において、第1遊星歯車装置の回転要素と第2遊星歯車装置の回転要素を相互に連結して一体に回転させる2組の回転メンバーと、第1遊星歯車装置と第2遊星歯車装置における少なくとも1つの回転要素に対して直結された入力部材と、第1遊星歯車装置と第2遊星歯車装置における前記2組の回転メンバーにも前記入力部材にも連結されない回転要素に対して前記入力部材を連結可能な第1クラッチと、第1クラッチに連結された前記回転要素の回転を筐体に対してロック可能な第1ブレーキと、第3遊星歯車装置のリングギヤに直結された出力部材と、第1遊星歯車装置と第2遊星歯車装置における前記入力部材にも第1クラッチにも連結されない回転要素、および第3遊星歯車装置のピニオンキャリヤの回転を筐体に対してロック可能な第2ブレーキと、第3遊星歯車装置のサンギヤの回転を筐体に対してロック可能な第3ブレーキと、第1遊星歯車装置と第2遊星歯車装置における前記入力部材にも第1ブレーキにも第2ブレーキにも連結されない回転要素に対して前記出力部材を連結可能な第2クラッチと、を有することを特徴とする遊星歯車式変速装置。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-129448
  • 遊星歯車変速機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-202136   出願人:日産自動車株式会社

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