特許
J-GLOBAL ID:200903072001770043

シリアルサーマルプリント方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 和憲
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-250532
公開番号(公開出願番号):特開平7-101098
出願日: 1993年10月06日
公開日(公表日): 1995年04月18日
要約:
【要約】【目的】 階調再現性の良好な中間調画像を記録する。【構成】 サーマルヘッド10は、画素20の記録後に、発熱素子が画素22の第1番目の主サブライン23aに対面する位置まで、移動される。この移動中に、ブランク区間となり、サーマルヘッド10が距離Lだけ移動する毎に、インクドットが記録されないような階調レベル「0」の仮想駆動データ24で発熱素子が駆動され、発熱素子が冷却される。画素20が低濃度の場合には、各発熱素子は、記録の初期にだけ発熱し、その後は冷却期間となるため、冷却しすぎることがある。この状態で画素22の第1番目の主サブライン23aを記録すると、温度が高い発熱素子の中央部だけがインクドットを記録する。そこで、ブランク区間中は、各発熱素子の熱履歴に応じて、具体的には画素20の階調レベルを考慮して、インクドットが記録されない範囲で、発熱素子を通電して予熱を行う。
請求項(抜粋):
主走査方向の長さがAで、副走査方向の長さがBの発熱素子を複数個主走査方向に配列したサーマルヘッドを用い、このサーマルヘッドを副走査方向に移動し、記録紙を主走査方向に移動することにより、副走査方向に伸びた複数本の副サブラインからなる1行分ずつ記録するとともに、各画素内に記録されるインクドットの面積を階調レベルに応じて変化させて、記録紙に中間調画像を記録するシリアルサーマルプリント方法において、前記サーマルヘッドが副走査方向に、長さBよりも小さい距離Lずつ移動する毎に各発熱素子を駆動するとともに、隣接するN個の発熱素子を1組とし、このN個の発熱素子で記録されるN本の副サブラインと、サーマルヘッドの副走査方向への移動によって区画される主走査方向に伸びたM本の主サブラインとで1画素を形成し、このM本の主サブラインのうち第1番目の主サブラインの幅は発熱素子の副走査方向の長さBと同じであり、第2番目から第M番目の主サブラインは幅がLであり、各発熱素子は画素の階調レベルに応じて第1番目の主サブラインから第M番目の主サブラインに向けてインクドットの面積が増加するように記録し、副走査方向で連なるn番目の画素とn+1番目の画素を記録する際に、n番目の画素の第M番目の主サブラインの記録後に、n+1番目の画素の第1番目の主サブラインまでは、各発熱素子がインクドットを記録しないように、サーマルヘッドを空送りさせることを特徴とするシリアルサーマルプリント方法。
IPC (3件):
B41J 2/36 ,  B41J 2/355 ,  B41J 2/38
FI (3件):
B41J 3/20 115 D ,  B41J 3/20 114 A ,  B41J 3/20 116
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 熱記録方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-324843   出願人:富士写真フイルム株式会社
  • 特開昭63-093272
  • 特開平4-223178

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