特許
J-GLOBAL ID:200903072020859365

ハイブリッド型車両の制御装置及び制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-265970
公開番号(公開出願番号):特開平11-113104
出願日: 1997年09月30日
公開日(公表日): 1999年04月23日
要約:
【要約】【課題】 特別な緩衝部材を設けることなく、滑らかな運転性と高い静寂性とを確保することのできるハイブリッド型車両の制御装置及び制御方法を提供する。【解決手段】 エンジンの出力とモータ/ジェネレータ(M/G)の出力とが遊星ギヤユニットにより合成されて車輪の駆動軸に伝達されるハイブリッド型車両において、上記エンジンとM/Gを制御する制御装置は、エンジンの吸入,圧縮,爆発,及び排気からなる動作行程に起因して生じる出力変動を抑制するために、エンジンのクランク回転角度θC を検出し(S270)、その検出したクランク回転角度θC に応じたエンジンの出力変動分を相殺するように、M/Gの目標トルク電流IQmを補正して、該M/Gの出力トルクを補正する(S280,S290)。この結果、エンジンの上記出力変動によって駆動軸やディファレンシャルギヤに回転脈動が生じてしまうことを、簡単且つ確実に防止できる。
請求項(抜粋):
走行動力源として内燃機関とモータとを備えると共に、車輪を駆動する駆動軸に前記内燃機関の出力と前記モータの出力とを合成して伝達させる動力伝達機構を有したハイブリッド型車両に用いられ、該車両の運転状態に応じて前記内燃機関と前記モータとを制御するハイブリッド型車両の制御装置において、前記内燃機関の吸入,圧縮,爆発,及び排気からなる動作行程に起因して生じる該内燃機関の出力変動を抑制するように、前記モータの出力トルクを補正する補正手段を備えていること、を特徴とするハイブリッド型車両の制御装置。
IPC (4件):
B60L 11/14 ,  B60L 15/20 ,  F02D 29/02 ,  F16H 3/72
FI (4件):
B60L 11/14 ,  B60L 15/20 K ,  F02D 29/02 D ,  F16H 3/72 A

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