特許
J-GLOBAL ID:200903072024952750

電子楽器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-273153
公開番号(公開出願番号):特開平10-091167
出願日: 1992年11月30日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 圧縮率の高い波形データであっても楽音信号をリアルタイムに再生できる電子楽器を提供する。【解決手段】 第2波形メモリ40は波形データを圧縮したエンコード・データを記憶する。読み出し部39は第2波形メモリ40からエンコード・データを読み出してデコーダ35へ転送する。デコーダ35はエンコード・データを元のPCM・データに伸張して記憶するデコード・バッファB(0),B(1)を有する。これらバッファの転送と読み出しが交互に切り換えられ、一方のデコード・バッファへエンコード・データが転送され、その転送が終了すると伸張が開始されると共に、他方のデコード・バッファからPCM・データが読み出される。デコーダ35の出力は、セレクタ37を介し、エンベロープ発生部42の発生するエンベロープが乗算器41で付与され、D/A変換部43でアナログ信号に変換されてサウンドシステム44から楽音が出力される。
請求項(抜粋):
時系列の圧縮波形データを記憶する記憶手段と、所定数の波形サンプルを記憶する第1のバッファセットと、所定数の波形サンプルを記憶する第2のバッファセットと、前記記憶手段に記憶された圧縮波形データを前記第1のバッファセットおよび前記第2のバッファセットに交互に転送する転送手段と、この転送手段による前記第1および第2のバッファセットヘの圧縮波形データの転送終了に応じて、転送の終了したバッファセットに記憶された圧縮波形データに基づく波形伸張を実行し、該バッファセット上に所定数の波形サンプルを生成する演算手段と、前記第1のバッファセットおよび前記第2のバッファセットから交互に、所定のサンプリング周期毎に1サンプルずつ前記バッファセット上の前記波形サンプルを順次読み出し、読み出された波形サンプルに基づいて楽音信号を発生する楽音発生手段とを備え、前記転送手段は、前記楽音発生手段による所定数の波形サンプルの読み出しが終了したバッファセットに対して転送を実行するものであることを特徴とする電子楽器。
IPC (2件):
G10H 7/02 ,  G10H 7/00
FI (3件):
G10H 7/00 521 F ,  G10H 7/00 511 C ,  G10H 7/00 521 A

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