特許
J-GLOBAL ID:200903072025919285

ステータコアの絶縁構造及びステータコアの絶縁方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-377749
公開番号(公開出願番号):特開2004-208475
出願日: 2002年12月26日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】ステータコアの軸長が長い場合にもモールド工法が適用でき,かつ,電気絶縁性に優れた絶縁構造及び絶縁方法を提供すること。【解決手段】リング状のヨーク部20と,径方向内方に突設した複数のティース部22及びティース部22の間に形成されたスロット部25とを有するステータコア2の電気絶縁性を得るための絶縁構造である。ティース部22には,ほぼ全周を覆うように,電気絶縁性を有するシート材よりなる絶縁部材3が巻き付けられている。ステータコア2のヨーク端表面205及びティース端表面225のうち少なくとも絶縁部材3により覆われていない部分と,スロット部25のスロット底面部251とには,合成樹脂よりなる樹脂モールド皮膜4が形成されている。ティース部22の基端部近傍においては,全周に樹脂モールド皮膜4と絶縁部材3とが重なり合ったオーバーラップ部5が形成されている。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
リング状のヨーク部と,該ヨーク部を基端として径方向内方に突設した複数のティース部及び該ティース部の間に形成されたスロット部とを有するステータコアの電気絶縁性を得るための絶縁構造において, 上記ティース部には,少なくともその一部分のほぼ全周を覆うように,電気絶縁性を有する絶縁部材が配設されており, また,上記ステータコアの軸方向の両端面に面する上記ヨーク部のヨーク端表面のうち少なくとも一部と,上記ステータコアの軸方向の両端面に面する上記ティース部のティース端表面のうち少なくとも上記絶縁部材により覆われていない部分と,上記スロット部に面するスロット内壁面のうち上記絶縁部材よりも径方向外方に位置するスロット底面部とには,合成樹脂よりなる樹脂モールド皮膜が形成されており, かつ,上記樹脂モールド皮膜と上記絶縁部材とが重なり合ったオーバーラップ部が,少なくとも,上記ティース部の基端部近傍において該ティース部の全周にわたって形成されていることを特徴とするステータコアの絶縁構造。
IPC (4件):
H02K1/04 ,  H02K3/34 ,  H02K15/10 ,  H02K15/12
FI (5件):
H02K1/04 A ,  H02K1/04 B ,  H02K3/34 B ,  H02K15/10 ,  H02K15/12 D
Fターム (21件):
5H002AA08 ,  5H002AB06 ,  5H002AC04 ,  5H002AC07 ,  5H604CC01 ,  5H604CC05 ,  5H604CC15 ,  5H604DB02 ,  5H604DB26 ,  5H604PB03 ,  5H615AA01 ,  5H615BB01 ,  5H615BB14 ,  5H615PP07 ,  5H615PP10 ,  5H615RR02 ,  5H615RR03 ,  5H615SS18 ,  5H615SS31 ,  5H615SS44 ,  5H615TT37

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