特許
J-GLOBAL ID:200903072026706021

ATM交換機における品質クラス別転送制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 真田 有
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-230062
公開番号(公開出願番号):特開平6-077987
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 本発明は、ディジタル情報を固定長のセルに分割しセル単位で処理を施すATM交換機における品質クラス別転送制御方式に関し、出力帯域の設定およびバッファサイズの設定においてより適切な制御を可能にし、総合的にセル転送効率を改善できるようにすることを目的とする。【構成】 セル分離手段1,バッファメモリ2-i(i=1〜n),セル蓄積量監視手段3-i,出力制御手段4,セル多重手段5をそなえ、出力制御手段4により、呼設定時に申告されたトラヒックパラメータから各クラスのトラヒック量とクラス混在比とを求め、各クラスの出力帯域と要求遅延時間を満たすことができるバッファサイズを設定し、更にセル転送時に、セル蓄積監視手段3-iにより、制御周期毎の各クラスのバッファメモリ2-iのセル蓄積量を受信し、あるクラスのセル蓄積量が減じた場合に、要求遅延時間が満たされる範囲でそのクラスの出力回線へのセル送出のための要求帯域を減少させるように構成する。
請求項(抜粋):
ディジタル情報を固定長のセルに分割し、セル単位で処理を施すATM交換機において、その入力回線から到着するセルの品質クラスを見て、クラス別にセルを分離するセル分離手段(1)と、該セル分離手段(1)で分離されたセルをクラス毎に独立に蓄積するため最大セル蓄積量が変更可能な複数のバッファメモリ(2-1,・・・,2-n)と、各バッファメモリ(2-1,・・・,2-n)のセル蓄積量を監視するセル蓄積量監視手段(3-1,・・・,3-n)と、セル送出の順序を制御する出力制御手段(4)と、該出力制御手段(4)からの制御信号により、各クラスのバッファメモリ(2-1,・・・,2-n)から出力回線へセルを多重するセル多重手段(5)とをそなえ、該出力制御手段(4)によって、呼設定時に申告されたトラヒックパラメータから各クラスのトラヒック量とクラス混在比とを求め、各クラスの出力帯域と要求遅延時間を満たすことができるバッファサイズを設定するとともに、セル転送時に、該セル蓄積監視手段(3-1,・・・,3-n)により、制御周期毎の各クラスのバッファメモリ(2-1,・・・,2-n)のセル蓄積量を受信し、あるクラスのセル蓄積量が減じた場合に、要求遅延時間が満たされる範囲でそのクラスの出力回線へのセル送出のための要求帯域を減少させて、余剰帯域を他クラスの出力帯域に割り付けることを特徴とする、ATM交換機における品質クラス別転送制御方式。
IPC (2件):
H04L 12/48 ,  H04Q 11/04
FI (3件):
H04L 11/20 Z ,  H04Q 11/04 R ,  H04Q 11/04 Q

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