特許
J-GLOBAL ID:200903072027813310

内燃機関の燃料噴射量制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-271296
公開番号(公開出願番号):特開平5-106485
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月27日
要約:
【要約】【目的】 過渡運転時の噴射噴射量を、初期補正項と減衰項とよりなる過渡補正値によって制御する燃料噴射量制御装置に関し、過渡初期と過渡終期とで夫々所定区間を設けて空燃比の目標値に対するズレを検出するようにした内燃機関の燃料噴射量制御装置を提供することを目的とする。【構成】 加速期間の初期に相当する第1の判定期間か(ステップ202)、加速期間の終期に相当する第2の判定期間かをチェックし(ステップ210)、第1の判定期間、第2の判定期間の夫々においてO2 センサの出力値XOXがリーンを示しているときはアップカウントし、リッチを示しているときはダウンカウントする(ステップ203〜205,211〜213)。第1の判定期間の最後のカウンタ値CDPC1からマップを参照して得た値dKDPC1に基づいて即時補正学習値KDPC1を得る(ステップ206〜208)。また、第2の判定期間の最後のカウンタ値CDPC2とリーン判定値L、リッチ判定値Rとを大小比較し、テーリング補正学習値KDPC2を得る(ステップ214〜218)。
請求項(抜粋):
内燃機関の過渡運転期間の初期に相当する第1の期間中、該内燃機関の機関排気通路に設けた酸素濃度検出センサの出力値に基づいて、該内燃機関の燃焼室に供給される混合気の空燃比を目標値に近付けるような第1の学習値を算出する第1の学習手段と、前記内燃機関の過渡運転期間の終期に相当する第2の期間中、前記酸素濃度検出センサの出力値に基づいて前記空燃比を目標値に近付けるような第2の学習値を算出する第2の学習手段と、前記第1の学習手段よりの前記第1の学習値に基づいて初期補正項を算出する第1の算出手段と、前記第2の学習手段よりの前記第2の学習値に基づいて減衰項を算出する第2の算出手段と、前記第1及び第2の算出手段からの前記初期補正項と前記減衰項とを加算して得た過渡補正値を前記内燃機関の吸気通路の空気流に対して燃料噴射を行なう燃料噴射弁の燃料噴射時間に反映させる燃料噴射補正手段とを有することを特徴とする内燃機関の燃料噴射量制御装置。
IPC (3件):
F02D 41/14 310 ,  F02D 41/04 301 ,  F02D 45/00 340

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