特許
J-GLOBAL ID:200903072029562489

現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山下 亮一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-214652
公開番号(公開出願番号):特開平5-035084
出願日: 1991年07月31日
公開日(公表日): 1993年02月12日
要約:
【要約】[目的] 小粒径トナーを使用し弾性体からなるトナーの層厚規制部材を使用した場合でも、トナーの過剰帯電に起因して画像に濃度低下等を生じさせることのない現像装置を提供するにある。[構成] 磁気ロール12は層厚規制部材13の現像剤担持体11の当接部C側に磁極を有さず、且つ前記当接部Cから現像器本体10の内方側に120度の範囲で、磁気ロール12による現像剤担持体11表面の磁束密度のピーク値が400〜700ガウス間に保持されていると共に、前記当接部Cに対し磁気ロール12の最近接磁極の位置が20度以上離れていることである。かくして、小粒径トナーを使用しても、該トナーが現像剤担持体11や層厚規制部材13により過剰に摩擦帯電されることはなく、画像に濃度低下を生じさせることはないと共に、層厚規制部材13近傍に磁極はないため、トナーの詰まりも生じない。
請求項(抜粋):
粒径5μm以下のものが17〜60個数%、粒径6.35〜10.08 μm以下のものが5〜50個数%、粒径12.70 μm以上のものが2体積%以下の粒度分布を有し、体積平均粒径が6〜9μmで、且つ、粒径5μm以下の粒子群に対して、Nを粒径5μm以下の粒子の個数%、Vを粒径5μm以下の粒子の体積%、Kを4.6 〜6.7 間の数、Mを17〜60間の数とした場合、N/V=ー0.05M+Kを満たす磁性トナーが使用され、現像器本体内から円筒状非磁性部材からなる現像剤担持体の外表面上に、該現像剤担持体の内部に固定状態で配設される複数磁極を有した磁気ロールの作用で吸着保持されたトナーが、この現像剤担持体の回転に伴ない該現像剤担持体に当接してその層厚を規制する弾性部材からなる層厚規制部材にて薄層に規制されつつ像担持体側に移動される現像装置において、前記磁気ロールは層厚規制部材の現像剤担持体当接部側に磁極を有さず、且つ、現像剤担持体の回転中心を基準にして前記当接部から現像器本体内方側に120度の範囲で、磁気ロールによる現像剤担持体表面の磁束密度のピーク値が、径方向及び周方向共に400〜700ガウス間に保持されていると共に、前記当接部に対し磁気ロールの最近接磁極の位置が現像剤担持体の回転中心を基準にして20度以上離されていることを特徴とする現像装置。
IPC (3件):
G03G 15/08 ,  G03G 9/083 ,  G03G 9/087
FI (2件):
G03G 9/08 101 ,  G03G 9/08 381
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平2-306274
  • 特開平2-025880
  • 特開平1-094366

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