特許
J-GLOBAL ID:200903072033878415
電磁場解析方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
國分 孝悦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-302354
公開番号(公開出願番号):特開平5-113458
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 空気中等に非常に薄い電磁材料が存在する場合や電磁材料中に非常に薄い空隙が存在する場合の電磁場解析を、計算機を用い、解析点数を増やすことなく、正確且つ短時間に行う。【構成】 解析対称領域を解析点により格子状に空間分割して構成される単位領域の最長辺と最短辺との比が50を越えた単位領域に関しては、その単位領域に属する所定の解析点に対応する未知電磁気量をそのまま未知数としては用いず、その解析点に隣接する解析点の未知電磁気量との差に変換し、この差をその解析点における未知数として電磁場解析の連立方程式を構成し、この連立方程式を解いた後、その未知電磁気量の差を元の未知電磁気量の値に逆変換する。
請求項(抜粋):
計算機を用いた電磁場解析方法であって、解析対象領域内に格子状に所定数の解析点を設定して、前記解析対象領域をこれらの解析点により構成される単位領域に空間分割し、所定の未知電磁気量を前記解析点毎に未知数とした連立方程式をたて、この連立方程式を解くことにより前記各解析点での前記未知電磁気量の値を求め、この求められた前記各解析点での前記未知電磁気量の値を用いて前記解析対象領域内での所望の電磁場解析を行うようにした電磁場解析方法において、前記解析対象領域内に、他の解析対象領域部分とは電磁気特性が異なる薄い異種解析対象領域部分が存在し、この異種解析対象領域部分と前記他の解析対象領域部分との間の境界面上に解析点を設定した時に、これらの境界面上の解析点により構成される前記異種解析対象領域部分における単位領域の大きさが、前記他の解析対象領域部分における最も小さい単位領域の大きさと同等か又はそれよりも更に小さくなり、前記各解析点に対応してたてる前記連立方程式中で前記未知電磁気量に乗ぜられる係数において、前記異種解析対象領域部分での係数が、その異種解析対象領域部分における前記単位領域の物理的性質に起因して、前記他の解析対象領域部分での係数に比較して所定倍大きくなる時に、その異種解析対象領域部分での所定の解析点に関しては、前記未知電磁気量を、その異種解析対象領域部分において隣接する解析点間での前記未知電磁気量の差に変換し、この未知電磁気量の差を前記連立方程式における未知数として用いることを特徴とする方法。
IPC (4件):
G01R 29/08
, G06F 15/20
, G06G 7/34
, G06G 7/48
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