特許
J-GLOBAL ID:200903072034970714

トンネルプレライニング工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 敏忠 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-070731
公開番号(公開出願番号):特開平7-279577
出願日: 1994年04月08日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 地質条件の悪いトンネル工事において、トンネル掘進に先だって切羽前方の地山の安定化を計る。【構成】 内管(10)と外管(11)からなる二重管(P)を用い、外管(11)には打撃を加えることなく、内管の先端に装着したドリル(12)のビット(13)で地山(Y)を穿孔し、穿孔後、ビット(13)と補強管となる外管(11)を残してドリル(13)と内管(10)を引き抜き、外管外及び外管内にグラウト材を注入する。
請求項(抜粋):
地質条件の悪いトンネル工事で、トンネルアーチの外周に沿って鋼管等の補強管を打設し、補強管と地山との間の空隙及び補強管内部にセメントミルク等の硬化剤を注入することにより、トンネル掘進に先だって切羽前方の地山の安定化を計る補助工法において、先端にロストビット付ダウンザホールドリルを装着した内管とビット径よりも小径の外管とからなる二重管を回転させてダウンザホールドリルにより地山を穿孔し、穿孔終了後、ロストビットと補強材となる外管を地中に残してダウンザホールドリルと内管を引き抜き、次いで硬化剤注入を行い、硬化剤注入については、まずパッカーを管先端部に置き外管を回転させながら加圧注入して補強管外注入を行い、次いで注入圧でパッカーを口元側へ押し下げながら補強管内注入を行うことを特徴とするトンネルプレライニング工法。

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