特許
J-GLOBAL ID:200903072037046210

矢板の継手部止水構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 紘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-321674
公開番号(公開出願番号):特開平8-151630
出願日: 1994年11月30日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 パイルを打設して構築する止水層において、パイルの間で鋼材の組み合わせ部分に広い空間部を形成し、充填材を注入して止水部を構築する作業を容易に行い得るとともに、止水部の信頼性を向上させ得るようにする。【構成】 矢板を打設して止水壁を構築するに際して、パイル15、16の間には、両パイルに基部を溶接して取り付けた側板部材31、32を配置し、前記板部材をシートパイルの一部を切断したもので構成し、ジョイント部材を組み合わせて止水性を保持させるようにする。また、前記側板部材とパイルにより区画された部分の土砂を排除するために、一方のパイルの側部に排土板36を設けて、パイルの打ち込みと同時に、充填材を充填する空間部を形成できるようにする。そして、前記空間部にアスファルトマスチックやモルタルを充填して固化させることにより、止水部30を構築する。
請求項(抜粋):
矢板を所定の間隔で打設し、各々の隣接する矢板の間に止水部を形成して止水層を施工するための工法であって、止水層に対して所定の間隔で打設する矢板の側部に、両側一対の側板部材を固定して設け、前記側板部材の間の打設方向先端部に排土板を配置して、矢板を打設することにより止水部に対応する空間を形成するとともに、隣接する矢板の間の仕切り部材を、隙間を生じない手段を介して接続し、仕切り部材の内部空間に充填材を注入することを特徴とする矢板の継手部止水構造。
IPC (4件):
E02D 5/14 ,  B09B 1/00 ZAB ,  E02B 3/18 ,  E02D 5/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭54-001909
  • 特開昭57-180714

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