特許
J-GLOBAL ID:200903072040355762

無線通信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 則近 憲佑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-339296
公開番号(公開出願番号):特開平5-022221
出願日: 1991年11月29日
公開日(公表日): 1993年01月29日
要約:
【要約】【目的】ディジタルモード用の回路とアナログモード用の回路とを所定部分において共用化することにより回路構成が簡単で装置の小型化を図り得ることを目的とする。【構成】本発明はデュアルモードタイプの無線通信装置において、アナログモードとディジタルモードにおいて1つのエコーキャンセラ10を共用し、さらにはこのエコーキャンセラ10に入力される信号をアナログ信号からディジタル信号に変換するアナログディジタル変換器7,14を、また、このエコーキャンセラ10から出力された信号をディジタル信号からアナログ信号に変換するディジタルアナログ変換手段11,15をアナログモードとディジタルモードにおいて共用するようにしたものである。
請求項(抜粋):
基地局および装置間において確立された無線回線を介して音声信号がアナログモードとディジタルモードにおいて選択的に送信されるデュアルモードセルラー無線システムに使用されるデュアルモードセルラー無線通信装置において、前記無線回線を介して送信される無線周波数信号を受信し、この受信された無線周波数信号を所定周波数のアナログ信号に復調して、この復調されたアナログ信号を出力するための受信手段と、入力信号を無線周波数信号に変調し、この無線周波数信号を無線回線を介して送信するための送信手段と、装置より送信される音声信号を入力するための音声入力手段と、前記入力された音声信号をディジタル音声信号に変換するための第1のアナログディジタル変換手段と、入力されるディジタル信号を音声信号に変換するための第1のディジタルアナログ変換手段と、前記受信された無線周波数信号に応じた音声信号を出力するための音声出力手段と、前記第1のアナログディジタル変換手段及び前記第1のディジタルアナログ変換手段に接続され、前記音声入力手段と前記音声出力手段との間の音響結合によって生じるエコーをキャンセルして、このエコーキャンセルされた信号を出力するためのエコーキャンセリング手段と、装置がディジタルモードで動作するとき、前記受信手段より出力された前記復調アナログ信号をディジタル信号に変換して、このディジタル信号を出力するための第2のアナログディジタル変換手段と、装置がディジタルモードで動作するとき、前記第2のアナログディジタル変換手段より出力された前記ディジタル信号を復号化して、この復号化された信号を前記エコーキャンセリング手段に出力し、また、前記エコーキャンセリング手段より出力された前記エコーキャンセルされた信号を符号化して、この符号化された信号を出力するための復号符号化手段と、装置がディジタルモードで動作するとき、この復号符号化手段より出力された前記符号化された信号をアナログ信号に変換して、このアナログ信号を前記送信手段に出力するための第2のディジタルアナログ変換手段と、装置がアナログモードで動作するとき、前記エコーキャンセリング手段から出力された前記エコーキャンセルされた信号をアナログ信号に変換して、このアナログ信号を出力するための第3のディジタルアナログ変換手段と、装置がアナログモードで動作するとき、この第3のディジタルアナログ変換手段より出力された前記アナログ信号に対して処理を施して、この処理の施されたアナログ信号を前記送信手段に出力し、また、前記受信手段より出力された前記復調されたアナログ信号に対して処理を施して、この処理の施されたアナログ信号を出力するためのアナログ信号処理手段と、装置がアナログモードで動作するとき、前記アナログ信号処理手段から出力された前記処理の施されたアナログ信号をディジタル信号に変換して、このディジタル信号を前記エコーキャンセリング手段に出力するための第3のアナログディジタル変換手段とを具備したことを特徴とする無線通信装置。

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