特許
J-GLOBAL ID:200903072040618496

双方向増幅器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 公三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-186902
公開番号(公開出願番号):特開平5-014246
出願日: 1991年07月01日
公開日(公表日): 1993年01月22日
要約:
【要約】【目的】 2線回線伝送路において、減衰した信号を増幅する双方向増幅器。【構成】 2線4線交換をするハイブリッド回路11aの入力端に無音期間にホワイト・ノイズ14aを印加し、その入力端と出力端間に適応フィルタ12aを設け、疑似エコー信号d0p(n)をつくり、適応フィルタ11aの最適化動作を行い最適値を求めそれを設定して通信を行う。最適化動作が無音期間中に完了すれば成功とし、未完了ならば失敗として成功失敗判定器13aで判定し、次の無音期間に再度最適化動作をくり返す。【効果】 通信開始時のわずかな無音期間に最適化動作が完了しない場合には、通信中の無音期間を検出して最適化動作をするようにしたから、通信回線の減衰量の大きな変化に対しても確実に対処できる。
請求項(抜粋):
送信信号の一部が受信信号に回り込み信号となって現われる量をあらかじめ測定するために通信信号の無音期間においてホワイト・ノイズを発生するためのホワイト・ノイズ発生手段(14)と、前記ホワイト・ノイズを前記無音期間において減衰し遅延せしめて疑似エコー信号(dop(n))を得て前記受信信号に差となるように重畳して前記受信信号が最小値を示すように最適化するための動作をする適応フィルタ手段(12)と、前記最適化するための動作が前記無音期間内に完了したときには成功と判断して前記適応フィルタ手段の状態を保持し、前記無音期間内に前記最適化するための動作が完了しなかった場合には失敗と判断して、つぎに生じる無音期間において前記最適化する動作を前記適応フィルタにくり返して実行せしめるための成功失敗判定手段(13)とを含む双方向増幅器。
IPC (2件):
H04B 3/36 ,  H04B 3/23
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭57-092928
  • 特開平2-179127
  • 特開昭59-080031

前のページに戻る