特許
J-GLOBAL ID:200903072041831070

芳香族ポリカーボネート配合物の有用物を回収する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生沼 徳二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-179354
公開番号(公開出願番号):特開平7-165978
出願日: 1994年08月01日
公開日(公表日): 1995年06月27日
要約:
【要約】【目的】 熱硬化ポリウレタン塗料付き芳香族ポリカーボネート(PC)配合物の基材から塗料を化学的に除去して芳香族PC配合物の有用物を回収する。【構成】 水を50〜95重量%と、有機溶剤を5〜30重量%と、効果量の界面活性剤と、アルカリ金属、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウム、及び、アルカリ土類金属、の中から選択された物質の水酸化物を少なくとも2重量%と含んで成る、温度20°C〜 100°C、pH10〜14の塗料除去浴を使用する。塗料付き基材を上記の浴に浸漬して塗料-基材混合物のフェノール基およびアルコール基を実質的に脱プロトン化した後、処理済み基材を取り出して、pH7未満の水溶液で、洗浄後の流出水のpHが4〜7に安定するまで洗い流す。回収された成形配合物は、未使用品と実質的に同等の物理的性能を具備する。
請求項(抜粋):
熱硬化ポリウレタン塗料で処理された芳香族ポリカーボネート配合物基材から芳香族ポリカーボネート配合物の有用物を回収する方法であって、(1) 塗料付き芳香族ポリカーボネート配合物基材を、温度20°C〜 100°CでpH10〜14の塗料除去浴に、上記混合物の有効なフェノール基およびアルコール基が実質的に脱プロトン化する上で少なくとも充分な時間、接触させる段階と、(2) (1) の混合物から、処理済み芳香族ポリカーボネート配合物基材を取り出す段階と、(3) 処理済み芳香族ポリカーボネート配合物基材を、pH7未満の水溶液で、洗浄後の流出水のpHが4〜7に安定するまで洗い流す段階と、を含んで成る方法であって、上記の塗料除去浴は、水を50〜95重量%と、有機溶剤を5〜30重量%と、効果量の界面活性剤と、アルカリ金属、アンモニウム、テトラアルキルアンモニウム、及び、アルカリ土類金属、の中から選択された物質の水酸化物を当該塗料除去浴の重量を基準として少なくとも2重量%と含んで成る、方法。
IPC (5件):
C08J 11/04 CFD ,  C08J 11/18 CFF ,  C08J 11/24 CFF ,  C08L 67:03 ,  C08L 69:00

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