特許
J-GLOBAL ID:200903072046191150

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 矢作 和行
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-231466
公開番号(公開出願番号):特開2004-069228
出願日: 2002年08月08日
公開日(公表日): 2004年03月04日
要約:
【課題】チューブ52周りで発生した水分がチューブ52表面に残らず排水される熱交換器を提供する。【解決手段】複数本のチューブ52の各扁平断面を、外気の流入する水平方向に対して傾斜させた。これにより、チューブ52周りで発生した水分は重力でチューブ52の傾斜下端に集まり、滴下して排水され易くなる。そのため、チューブ52表面に残った水分が再氷結して除霜運転の頻度を増加させ、加熱運転の効率を悪くするということが防げる。更に、チューブ52を傾斜させることにより熱交換器全体を薄幅にすることができる。そのうえ、タンク54の幅も小さくできることから耐圧性が確保し易くなり、タンク部材を薄肉化することもできる。これは特に、二酸化炭素冷媒等を用いて高圧で使用する場合において有効である。また、タンク54の幅を小さくできることは、チューブ52幅方向への冷媒分配性も良くすることができる。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
水平方向に長手の複数本の扁平チューブ(52)を垂直方向に積層し、前記長手方向と直行する水平方向から流入して前記扁平チューブ(52)の外を流れる外部流体と前記扁平チューブ(52)の中を流れる内部流体との間で熱交換を行なうコア部(51)と、 前記扁平チューブ(52)の前記長手方向両端に接続され、前記垂直方向に延びて前記複数本の扁平チューブ(52)内と連通し、前記複数本の扁平チューブ(52)に前記内部流体を分配供給すると共に、前記複数本の扁平チューブ(52)から流出する前記内部流体を集合回収するヘッダタンク(54)とを備えた熱交換器において、 前記複数本の扁平チューブ(52)の各扁平断面を、前記外部流体の流入する水平方向に対して傾斜させたことを特徴とする熱交換器。
IPC (2件):
F28F1/32 ,  F25B39/02
FI (3件):
F28F1/32 Y ,  F28F1/32 W ,  F25B39/02 E
Fターム (1件):
3L054BA05

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