特許
J-GLOBAL ID:200903072049595740

現像装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 倉橋 暎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254079
公開番号(公開出願番号):特開平6-083203
出願日: 1992年08月28日
公開日(公表日): 1994年03月25日
要約:
【要約】【目的】 小粒径のキャリアを用いた二成分現像剤を使用しても、簡単な構成でキャリア付着を防止することができ、現像を長時間繰り返し行なっても安定して良好な画像を得ることを可能とする。【構成】 現像スリーブ内磁石ローラ23を、現像磁極S1を構成する第1の磁石23aと搬送磁極N1等を構成する第2の磁石23bとで構成し、第1磁石23aの磁界の方向を磁石ローラ23からの放射方向外側に配向させ、第2磁石23bにおける第1磁石23aの下流側直近の領域の搬送磁極N1の磁界の方向を、磁石ローラ23からの放射方向内側に配向させた。【効果】 現像磁極S1では効率的に強い磁力が得られ、磁極S1のすぐ下流側に搬送磁極N1が比較的大きく得られるので、現像スリーブ上の現像剤は磁極S1から磁極N1へ良好に搬送され、感光ドラムへのキャリア付着が発生せず、目的を達成できる。
請求項(抜粋):
体積平均粒径が10μm以下の非磁性トナーと重量平均粒径が80μm以下の磁性キャリアとを有する二成分現像剤を、複数の磁極を有する磁界発生手段を内部に非回転に配設した現像剤担持体上に担持して像担持体と対向した現像領域へ搬送し、前記現像領域で前記現像剤の磁気ブラシを形成して前記像担持体上の潜像を現像する現像装置において、前記磁界発生手段は、第1の磁石と第2の磁石の少なくとも2種類の磁石を含んで構成され、そして前記第1の磁石による磁界の前記現像剤担持体上の最大磁束密度が、前記第2の磁石の磁界による前記現像剤担持体上の最大磁束密度よりも大きく、且つ前記第1の磁石が前記現像領域に位置されることを特徴とする現像装置。

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