特許
J-GLOBAL ID:200903072050372410

拡張式カテーテルに使用する螺旋型の溝を有するバルーン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 生田 哲郎 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-517533
公開番号(公開出願番号):特表平9-506805
出願日: 1994年12月21日
公開日(公表日): 1997年07月08日
要約:
【要約】膨張型バルーンの膨張面の少なくとも一部に配設された少なくとも一つの螺旋型の溝を有する膨張型バルーンが、カテーテルの軸の先端に搭載されている。膨張型バルーンには、膨張面内で、相互に平行に延びているあるいは相互に反対方向に延びている複数の螺旋型の溝が配設されることもある。螺旋型の溝にはそれぞれ、ピッチ、幅、及び深さがある。本発明の一つの特徴によれば、溝の数と同様、螺旋型の溝のピッチ、幅、及び深さは、血管の中で膨張型バルーンが膨張したときに、拡張型カテーテルを越えて血液が灌流できるように選定される。本発明の他の特徴では、溝の数と同様に、螺旋型の溝のピッチ、幅、及び深さは、膨張している間、膨張型バルーンが曲がりくねった血管に一致して、血管を真っ直ぐにしないように選定される。本発明の他の特徴では、溝の数と同様に、螺旋型の溝のピッチ、幅、及び深さは、膨張型バルーンの直径方向の追従性を制御するために、選定される。螺旋型の溝のピッチ、幅、及び深さは、直径方向の追従性と曲がりくねった血管の形状に一致するように、選定される。螺旋型の溝により、また、膨張型バルーンが、カテーテルから外側に向かって延びる「翼を形成する」ことなく、即ち、好ましくない平板状のひだを形成することなく、収縮もできるようになっている。
請求項(抜粋):
拡張型カテーテルであり、該カテーテルが、 終端を有するカテーテルの軸と、 該カテーテルの終端に搭載されている膨張型バルーンとからなり、 該膨張型バルーンが膨張したとき、血管の内腔を満たすように調整されており、膨張型バルーンの膨張面の少なくとも一部に配設された、少なくとも一つの螺旋型の溝を含む該膨張型バルーンが膨張面を有しており、 該螺旋型の溝の少なくとも一つには、膨張型バルーンの直径方向の追従性を制御するために選定された、ピッチ、幅、及び深さの内少なくとも一つが含まれていることを特徴とする拡張型カテーテル。
IPC (2件):
A61M 25/00 ,  A61M 29/02
FI (2件):
A61M 25/00 410 H ,  A61M 29/02

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