特許
J-GLOBAL ID:200903072051495450

血小板活性化因子アセチルヒドロラーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 角田 嘉宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-408851
公開番号(公開出願番号):特開2004-129671
出願日: 2003年12月08日
公開日(公表日): 2004年04月30日
要約:
【課題】 PAF-AHが媒介する病理学的状態の治療方法およびそのための医薬組成物を提供する。【解決手段】 ヒト血漿から精製されたPAF-AHまたは酵素活性を有するその断片あるいはこれらを含む医薬組成物を、PAF-AHが媒介する病理学的状態にあるか、またはその状態にあると疑われる哺乳動物内で内在性PAF-AHを補足し、病因となる量のPAFを不活性化せしめるに十分な量だけ投与する工程を含む治療方法。【選択図】 図4
請求項(抜粋):
血漿からPAF-AH酵素を精製する方法であって、当該方法が、以下の工程、すなわち; (a)低密度リポタンパク質粒子を単離し、 (b)単離した低密度リポタンパク質粒子を10mM CHAPSを含む緩衝液中にて可溶化して、第1のPAF-AH酵素溶液を調製し、 (c)当該第1のPAF-AH酵素溶液をDEAE陰イオン交換カラムに適用し、 (d)1mM CHAPSを含むpH約7.5の緩衝液を用いて、当該DEAE陰イオン交換カラムを洗浄し、 (e)0〜0.5M NaClの濃度勾配を含んでなるpH約7.5の緩衝液を用いて、当該DEAE陰イオン交換カラムからPAF-AH酵素を画分に溶出し、 (f)当該DEAE陰イオン交換カラムから溶出したPAF-AH酵素を有する画分をプールし、 (g)当該プールした活性画分を10mM CHAPSに調整して第2のPAF-AH酵素溶液を調製し、 (h)当該第2のPAF-AH酵素溶液をブルーダイリガンドアフィニティーカラムに適用し、 (i)当該ブルーダイリガンドアフィニティーカラムから、10mM CHAPS及びカオトロピック塩を含む緩衝液を用いて、PAF-AH酵素を溶出し、 (j)当該ブルーダイリガンドアフィニティーカラムからの溶出液をCuリガンドアフィニティーカラムに適用し、 (k)当該Cuリガンドアフィニティーカラムから、10mM CHAPS及びイミダゾール塩を含む緩衝液を用いてPAF-AH酵素を溶出し、 (l)該Cuリガンドアフィニティーカラムからの溶出液をSDS-PAGEに供し、および、 (m)SDS-ポリアクリルアミドゲルから約44kDaのPAF-AH酵素を単離する、 工程を含む、ことを特徴とする血漿からPAF-AH酵素を精製する方法。
IPC (14件):
C12N9/18 ,  A61K38/46 ,  A61P1/04 ,  A61P9/10 ,  A61P11/00 ,  A61P11/02 ,  A61P11/06 ,  A61P11/16 ,  A61P15/00 ,  A61P17/00 ,  A61P31/04 ,  A61P43/00 ,  G01N33/53 ,  G01N33/577
FI (15件):
C12N9/18 ,  A61P1/04 ,  A61P9/10 ,  A61P11/00 ,  A61P11/02 ,  A61P11/06 ,  A61P11/16 ,  A61P15/00 ,  A61P17/00 ,  A61P31/04 ,  A61P43/00 111 ,  G01N33/53 D ,  G01N33/577 B ,  A61K37/54 ,  C12N15/00 A
Fターム (27件):
4B024AA01 ,  4B024BA11 ,  4B024CA04 ,  4B024CA05 ,  4B024CA11 ,  4B024DA02 ,  4B024DA06 ,  4B024DA12 ,  4B050CC03 ,  4B050DD11 ,  4B050FF11 ,  4B050FF14 ,  4B050LL01 ,  4C084AA02 ,  4C084AA03 ,  4C084AA06 ,  4C084AA07 ,  4C084BA01 ,  4C084BA22 ,  4C084CA53 ,  4C084DC22 ,  4C084ZA542 ,  4C084ZA592 ,  4C084ZA662 ,  4C084ZA892 ,  4C084ZB352 ,  4C084ZC192

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