特許
J-GLOBAL ID:200903072054780130

折り畳み式機器のヒンジ構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 洋介 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-231136
公開番号(公開出願番号):特開平8-049464
出願日: 1993年06月23日
公開日(公表日): 1996年02月20日
要約:
【要約】【目的】 カバーがケースに対して閉時及び開時に安易に回転しないように固定し、また、カバーを閉状態から開くときに開き易いようにする。【構成】 カバーがケースを開放状態から閉じたとき、相対的にα°回転するヒンジ部のサポート5の凸部5-1,5-2と、ヒンジ部のボス6の凹部6-1,6-2の位置関係が、(E)の状態になる。ボス6はサポート5にコイルバネで圧接されるから、凸部が凹部に滑り込む力が働き、結果として(E)の矢印方向(カバーの閉じ方向)へと回転力が働くので、カバーとケースは圧接され、安易に開くことなくロック状態となる。カバーとケースがα°開いたとき、サポート5の凸部5-1,5-2とボス6の凹部6-2,6-3とが、それぞれ係合し、ロック状態となる。
請求項(抜粋):
ケースと、カバーと、前記ケースと前記カバーを開閉可能に結合させるヒンジ部とからなり、前記ヒンジ部に設けられたボスとサポートのいずれか一方に前記カバーの回転中心から任意開閉角度に形成され、かつ、テーパー付けされた少なくとも2個の凹部を設け、前記ボスとサポートの他方に前記凹部にばねにより係合するテーパー付けされた2個の凸部を設け、前記カバーの閉時に前記2個の凸部が前記2個の凹部と係合し、かつ、前記凸部と前記凹部とは、最も深く係合する状態の若干前の浅く係合する状態で各々のテーパー同士が接するように係合し、前記凹部はばねにより深く係合する方向に付勢されていることを特徴とする折り畳み式機器のヒンジ構造。

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