特許
J-GLOBAL ID:200903072054881971
加工方法
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-221098
公開番号(公開出願番号):特開平9-047939
出願日: 1995年08月07日
公開日(公表日): 1997年02月18日
要約:
【要約】【課題】 X,Y,Z軸の直線送り軸と、A,B,C軸のうち少なくとも1つの回転送り軸とを有したNC工作機械で自由曲面を有したワークを加工するとき、回転送り軸の割り出し角度を自動的に決めて加工が行える加工方法を提供する。【解決手段】 ワーク形状、工具系形状の読み込み後、加工する曲面の加工範囲を指定し、その曲面の平均傾き角度θを演算する。指定した加工曲面をθだけ傾けたときのワークと工具系との干渉チェックを行い、干渉しない場合はそのθを回転送り軸の割り出し角度とし、干渉する場合は、干渉回避角度γを求め、δ=θ-γなる角度δを割り出し角度とする。回転送り軸を求めた角度に割り出して、X,Y,Z軸の動作により加工する。
請求項(抜粋):
互いに直交するX,Y,Z軸の直線送り軸と、A,B,C軸の回転送り軸のうち少なくとも1つの回転送り軸とを有するNC工作機械を用い、前記NC工作機械の主軸に工具を装着してワークを加工する加工方法において、加工するワークの形状を表すワーク形状データを記憶し、前記工具、前記工具を把持する工具ホルダ、前記工具ホルダを把持する主軸の最外側部等を含む工具系の形状を表す工具系形状データを記憶し、前記工具で加工するワークの加工曲面の加工範囲を指定し、前記記憶したワーク形状データから前記指定した加工範囲におけるワークの加工曲面の平均傾き角度θを演算し、前記回転送り軸の割り出し角度を前記平均傾き角度θとしたとき、前記記憶したワーク形状データおよび工具系形状データから前記加工範囲の全域にわたってワークと工具系との干渉チェックを行い、ワークと工具系とが干渉しない場合は、前記演算した平均傾き角度θになるように前記回転送り軸を割り出し、前記直線送り軸の送り動作によって前記ワークの当該加工曲面の加工を行うことを特徴とした加工方法。
IPC (3件):
B23Q 15/00 303
, B23Q 17/09
, G05B 19/4093
FI (3件):
B23Q 15/00 303 Z
, B23Q 17/09 Z
, G05B 19/403 E
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