特許
J-GLOBAL ID:200903072060856547

溶接熱影響部靱性に優れた海岸耐候性鋼材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-169375
公開番号(公開出願番号):特開2000-355730
出願日: 1999年06月16日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 流れさびの発生を軽減でき、しかも大入熱溶接熱影響部靱性に優れた海岸耐候性鋼材を提供する。【解決手段】 重量%で、C:0.030 %以下、Al:0.005 %以下、B:0.0002〜0.0050%、Ti:0.005 〜0.050 %、Ti/Al:5.0 以上とし、さらに、P:0.005〜0.15%、Cu:0.1 〜1.5 %、Ni:0.5 〜6.0 %、Mo:0.005 〜0.5 %のうちの1種または2種以上を含み、かつ(11P+4.0Cu +3.1Ni +2.6Mo )/(1-0.1(10000 B)0.35 )≧1+13X...(1)(ここに、X:飛来塩分量(mg/dm2/day))を満足し、さらに、Ca、REM のうちの1種または2種を含有する組成を有し、Ti酸化物:20〜90%、Al203 :70%以下、Ca、REM 酸化物のうちの1種または2種の合計:5 〜50%、MnO :15%以下からなる組成を有する酸化物系介在物を分散させる。
請求項(抜粋):
重量%で、 C:0.030 %以下、 Si:0.6 %以下、 Mn:3.00%以下、 Al:0.005 %以下、 S:0.01%以下、 B:0.0002〜0.0050%、 Ti:0.005 〜0.050 %を含み、かつTi含有量とAl含有量の比、Ti/Alが5.0 以上を満足し、さらに、P:0.005 〜0.15%、Cu:0.1 〜1.5 %、Ni:0.5 〜6.0 %、Mo:0.005 〜0.5 %のうちの1種または2種以上を含み、かつ下記(1)式を満足し、さらに、Ca:0.0010〜0.0100%、REM :0.0010〜0.0100%のうちの1種または2種を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有し、さらに、重量%で、Ti酸化物:20〜90%、Al203 :70%以下、Ca酸化物、REM 酸化物のうちの1種または2種の合計:5 〜50%、MnO :15%以下からなる介在物組成を有する酸化物系介在物を分散させたことを特徴とする溶接熱影響部靱性に優れた海岸耐候性鋼材。 記(11P+4.0Cu +3.1Ni +2.6Mo )/(1-0.1(10000 B)0.35 )≧1+13X ...............(1)ここに、P、Cu、Ni、Mo、B:各元素の含有量(重量%)X:飛来塩分量(mg/dm2/day)
IPC (2件):
C22C 38/00 301 ,  C22C 38/16
FI (2件):
C22C 38/00 301 F ,  C22C 38/16

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