特許
J-GLOBAL ID:200903072063273003

放射性イオン交換樹脂の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-113559
公開番号(公開出願番号):特開2003-307593
出願日: 2002年04月16日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】放射性イオン交換樹脂の処理時に発生する液体廃棄物量を低減する。【解決手段】本発明の放射性イオン交換樹脂の処理方法によれば、溶離器11においてアニオン交換樹脂とカチオン交換樹脂とを比重量差分離する分離段階と、分離されたアニオン交換樹脂を焼却炉14で焼却する第1の焼却段階と、分離されたカチオン交換樹脂に硫酸水溶液を通液しカチオン種を溶離させる溶離段階と、溶離された後に硫酸水溶液とカチオン交換樹脂とを分離し、焼却炉14においてカチオン交換樹脂を焼却する第2の焼却段階と、硫酸回収器17において硫酸水溶液から酸を回収する酸回収段階と、酸回収段階において回収された酸を用いて硫酸水溶液を調製し、調製した硫酸水溶液を溶離器11においてカチオン交換樹脂に通液されるようにする調製段階と、酸回収段階において酸が回収された廃液を中和した後蒸発器19において濃縮し、更に固化設備22において固化する濃縮固化段階とからなる。
請求項(抜粋):
放射性溶液中に含まれるアニオン種を吸着するアニオン交換樹脂と、前記放射性溶液中に含まれるカチオン種を吸着するカチオン交換樹脂とからなる放射性イオン交換樹脂を廃棄処理するための処理方法であって、前記アニオン交換樹脂と前記カチオン交換樹脂とを比重量差分離する分離段階と、前記分離段階において比重量差分離されたアニオン交換樹脂を焼却する第1の焼却段階と、前記分離段階において比重差分離されたカチオン交換樹脂に溶離用酸水溶液を通液することによって、前記カチオン交換樹脂に吸着しているカチオン種を前記溶離用酸水溶液中に溶離させる溶離段階と、前記溶離用酸水溶液から酸を回収する酸回収段階と、前記酸回収段階において回収された酸を用いて前記溶離用酸水溶液を調製し、前記調製した溶離用酸水溶液を前記溶離段階において前記カチオン交換樹脂に通液されるようにする調製段階と、前記酸回収段階において酸が回収された後の溶離用酸水溶液を中和した後濃縮して固化する濃縮固化段階と、前記溶離段階がなされた後に、前記カチオン種が溶離した溶離用酸水溶液と前記カチオン交換樹脂とを分離し、前記カチオン交換樹脂を焼却する第2の焼却段階とからなる放射性イオン交換樹脂の処理方法。
IPC (6件):
G21F 9/30 571 ,  G21F 9/30 ,  B01D 61/24 ,  B03B 5/28 ,  G21F 9/06 511 ,  G21F 9/06 581
FI (7件):
G21F 9/30 571 E ,  G21F 9/30 571 B ,  G21F 9/30 571 D ,  B01D 61/24 ,  B03B 5/28 Z ,  G21F 9/06 511 A ,  G21F 9/06 581 F
Fターム (8件):
4D006GA13 ,  4D006PB13 ,  4D006PB70 ,  4D006PC33 ,  4D071AA63 ,  4D071CA03 ,  4D071CA05 ,  4D071DA15
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭62-246000
  • 特開昭62-246000

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