特許
J-GLOBAL ID:200903072063317892

糖尿病性網膜症の患者をスクリーニングするためのシステムおよび方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 平木 祐輔 ,  石井 貞次 ,  藤田 節
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-524431
公開番号(公開出願番号):特表2005-508215
出願日: 2002年08月30日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
本発明は、糖尿病性網膜症の初期に発生する病変、すなわち点状出血または微細動脈瘤、しみ状出血、線条出血、脂質滲出物および神経線維層梗塞の検出を通して網膜画像を自動的に等級分けする強力な技法を含む。本発明はさらに、適切に識別されたフィールド内の視神経を抽出する方法、および血管を追跡し識別する(血管の直径、蛇行および分枝角度を測定する)方法を含む。本発明は、網膜障害なし、微細動脈瘤のみ、微細動脈瘤+病変からなる3つのレベルを識別することが好ましい。このうち最後の2つのレベルは、この病気の最も初期に検出可能な形態である。本発明の方法は、網膜症を等級分けする際の困難を克服するのに特に適している。この困難は、画像間の変動、背景に対する一部の病変の低いコントラスト、および同じ画像の異なるカドラント間の変動につながる同じ画像内の不均一な照明およびフレアに由来する。このシステムは、専門家による画像のマーキングおよび網膜症の等級分けを利用して、画像品質の評価、病変の検出および網膜症の等級分けを向上させることができる。
請求項(抜粋):
コンピュータによって実現される網膜写真のスクリーニングによって、糖尿病性網膜症を診断する方法であって、 (A)ヒトの網膜の1つまたは複数の画像を受け取り、この網膜画像をディジタル・コンピュータのメモリに記憶するステップと、 (B)記憶された前記オリジナル画像を処理して、点状出血、微細動脈瘤、しみ状出血、線条出血および脂質滲出物からなるグループから選択された糖尿病性網膜症を指示する特徴の存在を識別するステップと、 (C)糖尿病性網膜症を指示する前記特徴の存在の有無および性質を報告するステップと を含む方法。
IPC (3件):
A61B3/14 ,  A61B3/00 ,  G06T1/00
FI (3件):
A61B3/14 A ,  A61B3/00 Z ,  G06T1/00 290Z
Fターム (16件):
5B057AA07 ,  5B057CA12 ,  5B057CA16 ,  5B057CB12 ,  5B057CB16 ,  5B057CE02 ,  5B057CE05 ,  5B057CE06 ,  5B057CE12 ,  5B057DA01 ,  5B057DB02 ,  5B057DB09 ,  5B057DC03 ,  5B057DC04 ,  5B057DC17 ,  5B057DC23

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