特許
J-GLOBAL ID:200903072068522630

光学異性体の分割方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-190535
公開番号(公開出願番号):特開2000-290201
出願日: 1999年07月05日
公開日(公表日): 2000年10月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】光学異性体を分割する。【解決手段】光学異性体を含む混合物に、識別剤と希釈剤とからなる識別液体を向流接触させて、吸着分離、蒸留分離、吸収分離または膜分離により光学異性体を分割し、識別液体を光学異性体の含有率5重量%以下で回収する方法であって、(a)希釈剤の比誘電率が30以下であり、かつ識別液体の粘度が分割操作下の温度で0.2Pa・s以下である(b)光学異性体の1Hまたは13C-NMRスペクトルピークが分裂する効果を有する識別剤と、該1Hまたは13C-NMRスペクトル測定時の測定溶媒の比誘電率と同じかまたは低い比誘電率を有する希釈剤を含む(c)識別剤の分割操作下の圧力での沸点が、希釈剤の沸点より高い(d)希釈剤の分割操作下の圧力での沸点が、分割する光学異性体の分割操作下の圧力での沸点より10°C以上高い(e)識別液体中の識別剤の濃度が10重量%以上であるのうち、1つ以上の条件を満たす。
請求項(抜粋):
光学異性体を含む混合物に、該光学異性体を識別できる識別剤と希釈剤とからなる識別液体を向流接触させて、吸着分離、蒸留分離、吸収分離または膜分離により光学異性体を分割し、その後、識別液体を光学異性体の含有率5重量%以下で回収しリサイクル使用する光学異性体の分割方法であって、(a)希釈剤の比誘電率が30以下であり、かつ識別液体の粘度が分割操作下の温度で0.2Pa・s以下であること(b)識別剤を添加することにより、光学異性体の1Hまたは13C-NMRスペクトルピークが分裂する効果を有する識別剤と、該1Hまたは13C-NMRスペクトル測定時の測定溶媒の比誘電率と同じかまたは低い比誘電率を有する希釈剤を含むこと(c)識別剤の少なくとも1つの化合物の分割操作下の圧力での沸点が、希釈剤の少なくとも1つの化合物の分割操作下の圧力での沸点より高いこと(d)希釈剤の少なくとも1つの化合物の分割操作下の圧力での沸点が、分割しようとする光学異性体の分割操作下の圧力での沸点より10°C以上高いこと(e)識別液体中の識別剤の濃度が10重量%以上であることのうち、1つ以上の条件を満たすことを特徴とする光学異性体の分割方法。
IPC (4件):
C07B 57/00 310 ,  B01D 3/40 ,  B01D 15/00 101 ,  B01D 15/08
FI (4件):
C07B 57/00 310 ,  B01D 3/40 ,  B01D 15/00 101 A ,  B01D 15/08
Fターム (17件):
4D017AA03 ,  4D017BA04 ,  4D017CA11 ,  4D017DA02 ,  4D017EA01 ,  4D076AA16 ,  4D076GA10 ,  4D076HA14 ,  4D076HA20 ,  4D076JA03 ,  4H006AA02 ,  4H006AC83 ,  4H006AD11 ,  4H006BC10 ,  4H006BC11 ,  4H006BC51 ,  4H006BC52
引用特許:
審査官引用 (6件)
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