特許
J-GLOBAL ID:200903072073982428
能動型磁気再生式熱交換器装置
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (6件):
中村 稔
, 大塚 文昭
, 宍戸 嘉一
, 今城 俊夫
, 小川 信夫
, 村社 厚夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-326746
公開番号(公開出願番号):特開2005-069682
出願日: 2004年11月10日
公開日(公表日): 2005年03月17日
要約:
【課題】 再生式熱交換器と磁熱(磁気熱量)効果で動作する装置とを組み合わせた能動型磁気再生方式熱交換器装置であって、ホイールとシールとの滑り接触の速度を最小限に抑え、滑りシールの摩耗速度を減少させたものである。【解決手段】 軸線回りに回転自在に設けられていて、リムを備えたホイールを有し、磁熱効果を発揮する材料で作られた複数の多孔質再生式熱交換器床ユニットを有し、各床ユニットは、高温ホットサイド及び低温コールドサイドを有し、床ユニットは、これを通る伝熱流体の軸方向流を可能にするようホイールのリム内に設けられており、ホイールは内側に形成された半径方向チャネルを有し、磁界をホイールのリムに取り付けられている再生式熱交換器床ユニットの一部に加えるよう設けられた磁石を有する能動型磁気再生式熱交換器装置。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
能動型磁気再生式熱交換器装置であって、
(a)軸線回りに回転自在に設けられていて、リム(223)を備えたホイール(221)を有し、
(b)磁熱効果を発揮する材料で作られた複数の多孔質再生式熱交換器床ユニット(224)を有し、各床ユニット(224)は、高温ホットサイド及び低温コールドサイドを有し、床ユニット(224)は、これを通る伝熱流体の軸方向流を可能にするようホイール(221)のリム(223)内に設けられており、
(c)ホイール(221)内に形成されていて、ホイールの回転軸線の近くに入力ポート(209)を形成する開口部から床ユニット(224)の各々のホットサイドに至り、そして床ユニットの各々のコールドサイドから前記回転軸線の近くでホイール(221)に出力ポート(210)を形成する開口部に至る伝熱流体の経路を構成する半径方向チャネル(236,237,241,242)を有し、
(d)磁界をホイール(221)のリム(223)に取り付けられている再生式熱交換器床ユニット(224)の一部に加えるよう設けられた磁石(250,251,252)を有し、ホイール(221)が回転して床ユニット(224)を磁石(250,251,252)の磁界中へ運ぶと、床ユニット(224)に磁界が加えられ、ホイール(221)が引き続き回転すると、磁石(250,251,252)の磁界が床ユニット(224)から取り去られ、従って、ホイール(221)が回転すると、床ユニット(224)に周期的に磁界が加えられるようになっており、
(e)伝熱流体を入力ポート(187,209)に送り、伝熱流体を出力ポート(188,210)から受け取るようホイール(221)と係合状態にある滑りシール(235,238,240,243)付きポートを備えたマニホルドを有し、滑りシールは、伝熱流体を選択された再生式熱交換器床ユニット(224)へ差し向けたりこれから差し向けるよう伝熱流体とホイール(221)内の半径方向チャネル(241,242)の選択的な連通を可能にし、マニホルドは、ホイール(221)内のチャネル(236,237,241,242)と協働して伝熱流体を磁石(250,251,252)の磁界の範囲外に位置する床ユニット(224)のコールドサイドからホットサイドにもたらすと共に伝熱流体を磁石(250,251,252)の磁界の範囲内に位置する床ユニット(224)のコールドサイドからホットサイドにもたらすことを特徴とする装置。
IPC (1件):
FI (1件):
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