特許
J-GLOBAL ID:200903072080190154

乗用車の上部構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-246383
公開番号(公開出願番号):特開平7-172185
出願日: 1994年10月12日
公開日(公表日): 1995年07月11日
要約:
【要約】【目的】 屋根として形成された上部構造を備え、この上部構造の窓との境界を区画する線状部の上方で客室を覆っている様式の乗用車の上部構造を提供すること。【構成】 ボデー7が側窓15,16を区画する側方の屋根枠18,19を備え、これらの屋根枠の間においてルーフフロントキャントレール7′に隣接して設けられている傾斜して立上がり可能な第一の屋根部分20が、この屋根部分に連なっている長手方向で可動な第二の屋根部分21およびこの屋根部分の延長部を形成している固定されている第三の屋根部分22が延在している。
請求項(抜粋):
【請求項01】 屋根として形成された上部構造を備え、この上部構造がその窓との境界を区画する線状部の上方で客室を覆っている様式の乗用車の上部構造において、上部構造(7)が側窓(15,16)を区画する側方の屋根枠(18,19)を備え、これらの屋根枠の間においてルーフフロントキャントレール(7′)に隣接して設けられている傾斜して立上がり可能な第一の屋根部分(20)、この屋根部分に連なっている長手方向で可動な第二の屋根部分(21)およびこの屋根部分の延長部を形成している固定されている第三の屋根部分(22)とが延在していることを特徴とする乗用車の上部構造。【請求項02】 第一の屋根部分(20)が風防部として形成されており、第二の屋根部分(21)がスライド屋根の様式で第三の屋根部分(22)の下方を摺動可能であるように構成されている請求項1に記載の上部構造。【請求項03】 屋根部分(20,21,22)が表面が一体的な形状を呈するように互いに整向されていることを特徴とする請求項1に記載の上部構造。【請求項04】 第一の屋根部分(20)と第二の屋根部分(21)の間もしくは第二の屋根部分(21)と第二の屋根部分(22)との間に、バッキン(30)が設けられていることを特徴とする請求項1から3までのいずれか一つに記載の上部構造。【請求項05】 第二の屋根部分(21)が側方の屋根枠(18)に設けられている案内レール(27)と協働するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の上部構造。【請求項06】 屋根部分(20,21,22)が遮光特性を有するガラスから成ることを特徴とする請求項2に記載の上部構造。【請求項07】 上部構造(7)が屋根部分(20,21,22)を区画する側方の屋根枠(18)を備えていて、これらの屋根枠から後方の扉窓境界部(16)の領域内でピラー(39)が導出されており、このピラーが上部構造の窓との境界線(6)の上方を走っている支持体(40)において終わっていることを特徴とする請求項1に記載の上部構造。【請求項08】 走行方向Bと反対方向で見て後方の扉窓境界部(16)の後方においてピラー(39)、側方の屋根枠(18)および支持体(40)が開口(42)を区画形成しており、この開口内に後方の側窓(17)が挿入されていることを特徴とする請求項7に記載の上部構造。【請求項09】 第三の屋根部分(22)が第二の屋根部分(21)に隣接して側方の屋根枠(18)間で延在している横ビーム(43)上に載るように構成されていることを特徴とする請求項1から8までのいずれか一つに記載の上部構造。【請求項10】 第三の屋根部分(22)と側窓(17)が接着により上部構造(7)に結合されていることを特徴とする請求項9に記載の上部構造。【請求項11】 上部構造(7)が屋根部分(20,21,22)、側方の屋根担持体(18,19)、ピラー(39)、横担持体(43)、支持体(40)と側窓(40)および側窓(17)と共に既製の単位構造要素であることを特徴とする請求項1から9までのいずれか一つに記載の上部構造。【請求項12】 上部構造(7)が一つ或いはたすうのねじ結合(44)によりボディ(2)に保持されるように構成されている請求項11に記載の上部構造。
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平3-121926
  • 特開昭60-071327
審査官引用 (2件)
  • 特開平3-121926
  • 特開昭60-071327

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