特許
J-GLOBAL ID:200903072082606005

光情報記録再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本庄 伸介
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-302428
公開番号(公開出願番号):特開平5-114137
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 相変化型光ディスク装置において、オーバーライトを繰り返すに連れて、ジッタが増大し、高密度記録を困難にするという問題点に対して、書換える前の部分の状態を検出して、書換える際の記録条件を設定する。【構成】 十分な出射パワーを有する波長800nm付近の第1の光ビームで記録し、出射パワーは低いが集光ビームを絞れる波長670nm付近の第2の光ビームで再生することにより、高密度記録を実現する光情報記録再生装置において、情報を書換える際に、第2の光ビームで書換える前のデータを読み取り、それと書換えるデータとの関係から、記録パワー、消去パワー、記録パルス幅を設定する。【効果】 オーバーライトによるエッジシフトやジッタの増大を低減し高密度化が実現される。
請求項(抜粋):
記録層の結晶相とアモルファス相間の可逆的相変化を利用することにより情報の記録消去を行い、記録層の相の違いによる反射率変化または透過率変化を利用して情報の再生を行う相変化型光記録媒体を用いた光情報記録再生装置において、前記相変化型光記録媒体上に情報の記録消去を行う記録に十分な出射パワーを有する波長800nm付近の第1の光ビームを出射する第1の半導体レーザと、前記相変化型光記録媒体上の情報の再生を行い、前記第1の光ビームより低い出射パワーで細い集光ビームに絞ることのできる波長670nm付近の第2の光ビームを出射する第2の半導体レーザと、前記第1及び第2の光ビームを前記相変化光記録媒体上に情報を記録、消去、再生するために前記相変化型光記録媒体上に導き、また前記相変化型光記録媒体からの反射光を取り込んで処理するための光学系と、前記第1及び第2の光ビームが相変化型光記録媒体面上の所定の位置に照射されるように前記光学系を移動させるポジショナと、前記第2の光ビームで前記相変化型光記録媒体から読み取った情報を再生データに復調する再生信号制御部と、前記第2の光ビームで読み取った再生データと書き換えるデータとのタイミングを合わせるタイミング調整部と、前記再生データと書き換えるデータとを比較して、記録パワー、消去パワー、記録パルス幅を設定するパワー設定部と、前記パワー設定部による設定値を元に前記波長800nm付近の半導体レーザを駆動する半導体レーザ駆動部とから構成されることを特徴とする光情報記録再生装置。
IPC (2件):
G11B 7/00 ,  G11B 7/125

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