特許

J-GLOBAL ID：200903072083476377

電動開口装置の制動装置

発明者： 平井 淳
出願人/特許権者： 津田駒工業株式会社
代理人 (1件)： 中川 國男
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-264015
公開番号（公開出願番号）：特開2003-073953
出願日： 2001年08月31日
公開日（公表日）： 2003年03月12日
要約：

【要約】【課題】 停電時や電気系統の故障などによる駆動モータの非通電時に、綜絖枠の下降を防ぎ、それによる綜絖枠の破損や、経糸の損傷を未然に防ぐ。【解決手段】 電動開口装置1の各綜絖枠3の開口運動系5に被圧接部材21を開口運動系5の運動時に重複状態で設けるとともに、これらの被圧接部材21を挟み得る位置に一対の挟持部材22を対向させて設け、一対の挟持部材22のうち少なくともいずれかに挟持部材22を圧接方向に駆動する挟持部材駆動部23を設け、駆動モータ4の非通電時に、挟持部材駆動部23を作動させて、一対の挟持部材22により被圧接部材21を挟み込む方向に移動させ、一対の挟持部材22の間ですべての被圧接部材21を挟持することにより、すべての綜絖枠3を保持し、その動きを阻止する。

請求項（抜粋）：

複数の綜絖枠がそれぞれ各綜絖枠に対応する駆動モータおよび開口運動系により駆動される電動開口装置において、各綜絖枠のそれぞれの開口運動系の一部の機械要素に被圧接部材を並設し、これらのすべての被圧接部材を並設方向に常時重複する状態とするとともに、すべての被圧接部材の常時重複する領域を並設方向から挟み込む位置に一対の挟持部材を被圧接部材に並設して設け、一対の挟持部材の少なくともいずれかに挟持部材駆動部を設け、駆動モータの非通電時に、挟持部材駆動部を作動させて、一対の挟持部材によりすべての被圧接部材を挟持することによって、各綜絖枠の動きを阻止することを特徴とする電動開口装置の制動装置。