特許
J-GLOBAL ID:200903072094923634

スピーカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡本 宜喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-284550
公開番号(公開出願番号):特開平7-115698
出願日: 1993年10月18日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 ボイスコイルの駆動力歪を低減すると共に、ボイスコイルの温度上昇を緩和すること。【構成】 ヨーク16の内周面に電気伝動率及び熱伝動率に優れた非磁性体のアウターリング24を設ける。ボイスコイル18が大振幅で振動するとき、センターポール12とトッププレート17で形成される磁気回路が上下対称となり、ボイスコイル18の電磁力も対称となる。又ボイスコイル18に発生する熱は、センターポール12、トッププレート17、アウターリング24の表面で夫々吸収され易くなり、ボイスコイル18の温度上昇が緩和される。このため大入力時の音圧低下が抑えられ、駆動歪みの少ない再生音が得られる。
請求項(抜粋):
円柱状のセンターポールと、前記センターポールの下面に接合され、前記センターポールより小さい直径を有し、厚み方向に着磁された円盤状の磁石と、前記磁石の下面に接合され、前記磁石と略同一の直径を有する円柱状のアンダーポールと、前記アンダーポールの下面に接合され、前記アンダーポールより大きい直径を有する円盤状のアンダープレートと、前記アンダープレートの上部に同軸に接合され、前記センターポールの直径より大きな内径を有する円筒状のヨークと、前記ヨークの上端面に接合され、前記センターポールの直径より大きな内径を有する円環状のトッププレートと、前記センターポールの外周面と前記トッププレートの内周面との空隙にボビンを介して振動自在に保持されるボイスコイルと、を具備し、前記ボイスコイルの振動方向の巻幅を少なくとも前記トッププレートの厚み以上とし、前記センターポールの外周面と前記トッププレートの内周面とで磁気ギャップが形成され、前記センターポールの厚みが前記トッププレートの厚みよりも大きく、前記センターポールの上面と前記トッププレートの上面間の距離と、前記センターポールの下面と前記トッププレートの下面間の距離とを互いに等しくしたことを特徴とするスピーカ。
IPC (3件):
H04R 9/02 102 ,  H04R 9/02 ,  H04R 9/00

前のページに戻る