特許
J-GLOBAL ID:200903072103765370
鋼板の製造方法
発明者:
,
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出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小谷 悦司
, 伊藤 孝夫
, 樋口 次郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-037911
公開番号(公開出願番号):特開2007-216298
出願日: 2007年02月19日
公開日(公表日): 2007年08月30日
要約:
【課題】需要家において、鋼板をレーザやガス等を用いて切断する場合における切断後の鋼板の残留応力等に起因する変形量を予測し又は変形量を所定の許容範囲内に管理しうる鋼板の製造方法を提供する。【解決手段】熱間矯正装置5により熱間矯正された鋼板8の表面の温度分布を温度計7により測定する。次に、変形予測コンピュータ18等により鋼板8の温度分布から残留応力分布等を演算し、残留応力分布等から所定のパラメータを演算する。さらに、需要家の加工条件等に応じて設定されている許容値とパラメータとを比較する。パラメータが許容範囲内にないときは、矯正装置10や熱処理炉9等を用いて矯正処理を行い、残留応力等を低減させる。【選択図】図1
請求項(抜粋):
加熱されたスラブを圧延する圧延装置及び圧延された鋼板を矯正する矯正装置を備えた鋼板製造装置における鋼板の製造方法であって、
鋼板のサイズ情報、材質情報及び圧延条件情報を用いて圧延後の鋼板の残留応力分布を求める残留応力算出工程と、
前記残留応力分布を用いて需要家における鋼板の切断後の変形量を予測するためのパラメータの値を求めるパラメータ算出工程と、
前記パラメータの値が、需要家における鋼板の切断後の変形量に対する要求精度の上限値である変形許容量以下を満たす値であるか否かの判定を行う変形量判定工程と、
前記変形量判定工程において前記パラメータの値が前記変形許容量以下を満たす値ではないと判定された場合に、前記パラメータの値を前記変形許容量以下とするべく前記矯正装置の矯正条件を設定または変更する矯正条件変更工程とを有することを特徴とする鋼板の製造方法。
IPC (4件):
B21D 1/00
, B21D 1/05
, B21B 45/02
, C21D 1/30
FI (6件):
B21D1/00 Z
, B21D1/05 J
, B21D1/05 K
, B21D1/00 A
, B21B45/02 320R
, C21D1/30
Fターム (3件):
4E003AA02
, 4E003BA23
, 4E003DA01
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