特許
J-GLOBAL ID:200903072109875313

パワーステアリング装置におけるハンドル角補正装置及び車両

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-128880
公開番号(公開出願番号):特開平10-316000
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】ハンドル角と操舵輪の切れ角との対応関係のずれをハンドル操作の空転状態を作り出して行う補正を、ハンドル操作の低速時にも不具合無く行え、ずれ補正の機会を増やす。【解決手段】 コントローラ26内のCPUは、ハンドル角センサ30により検出された現在のハンドル角と、タイヤ角センサ28により検出されたタイヤ切れ角Rから求めた目標ハンドル角とのずれを検出すると、ハンドル操作時に電磁弁22を開弁させてハンドル操作の空転を作り出してそのずれを補正する。ハンドル2の回転量に応じた油量を吐出するオービットロール4にはハンドル低速回転域で吐出効率が増大する低スリップタイプのものを使用している。ハンドル回転速度の低速時であっても、車速センサ35により検出された車速が車両停止状態とみなせる状態にあるときに限り電磁弁22の開弁を禁止する。
請求項(抜粋):
ハンドルの回転量に応じた油量を吐出するとともに、ハンドル回転速度の低速域でその吐出割合が増大する低スリップタイプの作動油供給装置と、前記作動油供給装置から吐出された作動油により駆動されて操舵輪を操舵するアクチュエータとを備えたパワーステアリング装置において、前記作動油供給装置から吐出された作動油の一部を還流させてハンドルの空転状態を作り出すための補正手段と、ハンドル回転速度が所定値未満の低速であることを検出する低速操舵検出手段と、操舵輪の操舵時の路面摩擦抵抗が所定値以上に大きくなる車両の停止状態とみなせる状態を検出する停車状態検出手段と、前記低速操舵検出手段によりハンドル回転速度が低速であると検出されても、前記停車状態検出手段により車両が停止状態とみなせる状態であると検出されていなければ、ハンドルのハンドル角と操舵輪の切れ角との対応関係のずれを検出したときに、該ずれを補正する方向にハンドル操作されたときに前記補正手段を駆動させる制御手段とを備えているパワーステアリング装置におけるハンドル角補正装置。
IPC (4件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/09 ,  B62D117:00 ,  B62D137:00
FI (2件):
B62D 6/00 ,  B62D 5/09 A

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