特許
J-GLOBAL ID:200903072115610305
固定支持装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
大島 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-095777
公開番号(公開出願番号):特開平6-049794
出願日: 1992年03月23日
公開日(公表日): 1994年02月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】可動ボードと固定支持体との間の継手が、明瞭に定められた継手軸線を有するとともに、装置の互いに運動する部分間の当接面に於ける遊びをなくし、全高が低く、製造コストを低廉な固定支持装置を提供する。【構成】製紙機械用抄紙ワイヤ9のための固定支持装置は、支持ボード11と、該支持ボードに取着されたヘッドボード12とからなる可動ボード10を有しており、ヘッドボード12は、抄紙ワイヤ9の下面に摺接する、掻き落しエッジとして構成された前縁エッジ12aと、抄紙ワイヤの搬送方向Rに対して小さな傾斜角aをもって前記エッジに於て終息する脱水面12bとを有する。ボードは、その前縁の近傍に於いて、リブ-溝継手を介して、固定支持体13に支持されている。
請求項(抜粋):
紙、ボール紙その他の繊維質帯状体を製造するための装置の搬送される脱水ワイヤ9のための固定支持装置であって、(a)前記ワイヤの幅方向に延在するボード10が、搬送方向について見た前縁と、前記搬送方向に対してある傾斜角度aをなすように前記前縁にて終息する脱水面12bとを有し、(b)前記傾斜角aを調節するために前記ボード10を傾動可能とするように、前記ワイヤの幅方向に延在する剛固な支持体13が、同じく前記ワイヤの幅方向に延在する継手15を介して前記ボードに連結されており、(c)前記継手15が、前記搬送方向について見た前記支持装置の前方部分に設けられており、かつ前記ボード10に加わる圧力が、前記搬送方向に対して概ね平行な向きに前記支持体13に伝達されるように構成されており、(d)前記支持体13に対する前記ボード10の位置を調節するための装置が、前記搬送方向について見た前記支持装置の後方に配設されており、かつ前記ボードと平行をなすように延在しかつ軸線方向に摺動可能なバー19を有しており、前記バーが、前記ワイヤの幅方向に配設された複数の支持要素8、20を介して前記ボードに連結されていることにより、前記支持要素が、前記搬送方向に対して概ね平行に延在しかつ前記バーに設けられた斜面14a、14bと共働するようにしてあり、(f)前記支持要素8、20が概ね前記搬送方向即ち衝当方向に調節可能であって、前記継手15及び前記支持要素8、20と対応衝当面との間の、前記搬送方向についての遊びを除去し得るようにしたことを特徴とする装置。
IPC (2件):
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