特許
J-GLOBAL ID:200903072116366211

カートリッジ磁気テープ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-280584
公開番号(公開出願番号):特開平9-128855
出願日: 1995年10月27日
公開日(公表日): 1997年05月16日
要約:
【要約】【課題】リーダブロックが固定されていないカートリッジがドライブに投入された時に、スレッディングアームでリーダブロックをカートリッジに固定させ、再マウント動作を行うことで、ローディング失敗による装置ダウンを防止する。【解決手段】マウントメカ機構7でカートリッジ1をドライブ2にマウント後、スレッディングアーム6動作時に、ファイルリールモータ12の回転によりエンコーダ13がパルスを出力し、そのパルス数を計数するカウンタ14を制御回路部15aが監視することにより、リーダブロック3とスレッディングアーム6がかみ合わなかったことを検出して、スレッディングアーム6を戻すことでカートリッジ1にリーダブロック3を固定し、テープパスBセンサ11位置までスレッディングアーム6を待避させ、マウントモータ8でカートリッジ1を上昇し、テープパスAセンサ10位置まで戻して、再度マウント・ロード命令を実行する。
請求項(抜粋):
内部に磁気テープを有するカートリッジを前記磁気テープ上に磁気ヘッドにより情報を記録・再生するドライブにマウント(固定)するため上下方向に動作しマウントすると前記カートリッジの磁気テープ先端部であるリーダブロックの切り欠き部に前記磁気ヘッドを介して前記磁気テープを巻き取るマシンリールまで移送するスレッディングアームとかみ合わせるマウントメカ機構と、このマウントメカ機構を駆動するマウントモータと、前記スレッディングアームを駆動するスレッドモータと、前記スレッディングアームの位置が前記カートリッジ側の規定位置であることを検出するテープパスAセンサと、前記スレッディングアームの位置が前記マシンリール側の規定位置であることを検出するテープパスBセンサと、前記カートリッジの磁気テープを回すファイルリールモータと、このファイルリールモータの回転によりパルスを出力するエンコーダと、このエンコーダのパルスを計数するカウンタと、前記テープパスAセンサ,テープパスBセンサおよびエンコーダの情報により前記マウントモータ,スレッドモータ,ファイルリールモータおよび前記マシンリールを回すマシンリールモータの各モータを制御する制御回路部と、この制御回路部に命令信号を送信する上位制御部とから構成され、前記カートリッジが前記ドライブに投入されると前記上位制御部は前記制御回路部にマウント・ロード命令を発行し、投入されたカートリッジのリーダブロックがカートリッジに固定されていない場合、前記制御回路部は前記テープパスAセンサ,テープパスBセンサおよびエンコーダの情報により、前記リーダブロックの切り欠き部と前記スレッディングアームがかみ合わずにマウントされたことを検出し、前記スレッディングアームを戻すことにより前記リーダブロックを前記カートリッジに固定して、前記マウントメカ機構と前記スレッディングアームを動作し、再マウント動作を行うことで、かみ合わせて前記リーダブロックを前記マシンリールまで移送し、前記磁気テープをローディングし、ロード動作終了を前記上位制御部に報告することを特徴とするカートリッジ磁気テープ装置。

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