特許
J-GLOBAL ID:200903072117504197

通信システムにおける主局と従局の切換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩橋 文雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-096318
公開番号(公開出願番号):特開2000-295252
出願日: 1999年04月02日
公開日(公表日): 2000年10月20日
要約:
【要約】【課題】 同一伝送媒体に接続された複数の機器が相互に通信を行い、主局が複数の従局を管理する通信システムにおいて、主局に障害が発生した場合に、自動的に主局と従局を切り換える、主局/従局切換方法を提供する。【解決手段】 本実施例の主局/従局2は、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を解析する主局状態アナウンス解析手段5、主局切換優先順位を記憶する主局切換優先順位記憶手段6、自局の主局切換優先順位を示す主局登録要求(個別)や主局登録確認(個別)を生成,解析する主局切換登録確認手段7、自局を主局に切り換える主局起動手段8、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成する主局状態アナウンス通知手段9を備える。
請求項(抜粋):
同一伝送媒体に接続された複数の機器が相互に通信を行い、主局が複数の従局を管理する通信システムにおいて、前記主局は、現在の主局が故障し、前記従局の中から1つの従局を主局に切り換える際の各従局間の優先順位を示す主局切換優先順位を主局切換優先順位記憶手段から読み出し、主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステップと、前記従局は、受信手段にて、前記主局が一定周期にて送信する主局状態アナウンス(同報)を受信し、主局状態アナウンス解析手段にて、主局状態アナウンス(同報)を解析し、主局切換優先順位を前記主局切換優先順位記憶手段へ書き込むステップと、前記主局に障害が発生し、前記主局が一定周期にて主局状態アナウンス(同報)を送信不可となった場合、前記従局は、前記主局状態アナウンス解析手段にて、所定の時間以上、主局状態アナウンス(同報)を未受信となり、前記主局に障害が発生したと判断し、前記主局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、自局の主局切換優先順位が最も高いか否かを判断するステップと、主局切換優先順位が最も高い前記従局は、主局切換登録確認手段にて、自局の主局切換優先順位を示す主局登録要求(個別)を生成し、前記送信手段にて、主局切換優先順位の低い他の前記従局宛に送信し、主局切換優先順位の低い他の前記従局は、前記受信手段にて、主局切換優先順位が最も高い前記従局が送信した主局登録要求(個別)を受信し、前記主局切換登録確認手段にて、自局の主局切換優先順位の方が低いと判断した場合、自局の主局切換優先順位を示す主局登録確認(個別)を生成し、前記送信手段にて、主局切換優先順位の最も高い前記従局宛に返送し、主局切換優先順位が最も高い前記従局は、前記受信手段にて、主局切換優先順位の低い他の前記従局が送信した主局登録確認(個別)を受信し、前記主局切換登録確認手段にて、全ての主局登録確認(個別)を受信したことを確認した場合、主局切換優先順位を更新し、前記主局切換優先順位記憶手段へ書き込み、主局起動手段にて、自局を主局に切り換えるステップと、自局を主局に切り換えた前記従局は、前記主局切換優先順位記憶手段から主局切換優先順位を読み出し、前記主局状態アナウンス通知手段にて、主局切換優先順位を含む主局状態アナウンス(同報)を生成し、前記送信手段にて、伝送路上へ一定周期にて送信するステップを有することを特徴とする通信システムにおける主局と従局の切換方法。
Fターム (7件):
5K032AA06 ,  5K032CA01 ,  5K032CC10 ,  5K032DA02 ,  5K032DB19 ,  5K032EB03 ,  5K032EB06

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