特許
J-GLOBAL ID:200903072126895883

沸騰水型原子炉用燃料集合体及び燃料集合体組

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 正年 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-273221
公開番号(公開出願番号):特開2002-082191
出願日: 2000年09月08日
公開日(公表日): 2002年03月22日
要約:
【要約】【課題】 燃料経済性や熱的運転余裕の低下を招くことなく、停止余裕の向上を図ることのできる高燃焼度化に好適な沸騰水型原子炉用燃料集合体を得る。【解決手段】 有効発熱部下端より略2/3より上方の上端ブランケット部を除く領域のうち、集合体断面における平均濃縮度、毒物入り燃料棒の毒物濃度によって、上から領域1及び領域2に区分され、領域2の直下で平均濃縮度、毒物入り燃料棒の毒物濃度が異なるまでの領域を領域3とするとき、断面平均濃縮度e(wt%)は実質的にe1<e2≦e3を満たし、領域1から領域3の全領域中で、濃度が最高である毒物を含む領域の総領域数Nは、N2>N3≧N1であり、領域1及び領域2の個々の領域における毒物入り領域数の総数は等しく、総数は燃料集合体中の上下端を除く全ての領域毎の断面における毒物入り領域数の総数の最小値であるもの。
請求項(抜粋):
燃料棒の格子配列が9×9以上であると共に、半径方向断面の中央位置付近に複数本の燃料棒領域と置換された太径水ロッドが配置された沸騰水型原子炉用燃料集合体において、有効発熱部下端より略2/3より上方の領域のうち、上端のブランケット部を除く領域は、集合体断面における平均濃縮度、可燃性毒物入り燃料棒の可燃性毒物の濃度によって、上部側より領域1及び領域2の二領域に区分され、さらに、領域2の直下に位置し、平均濃縮度、可燃性毒物入り燃料棒の可燃性毒物の濃度が異なるまでの領域を領域3とするとき、前記各3領域の横断面で見たとき、・断面平均濃縮度e(wt%)は実質的に e1<e2≦e3 を満たし、・領域1から領域3の全領域中で、濃度が最高である可燃性毒物を含む領域の総領域数Nは、 N2>N3≧N1 であり、・領域1及び領域2の個々の領域における可燃性毒物入り領域数の総数は互いに等しく、かつ、前記総数は燃料集合体中の上下端を除く全ての領域毎の断面における可燃性毒物入り領域数の総数の最小値である、ことを特徴とする燃料集合体。
IPC (2件):
G21C 3/328 GDB ,  G21C 3/328
FI (2件):
G21C 3/30 GDB D ,  G21C 3/30 X
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • 特開昭60-205281
  • 特開平4-208898
  • 特開平3-128482
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審査官引用 (5件)
  • 特開昭60-205281
  • 特開平4-208898
  • 特開平3-128482
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