特許
J-GLOBAL ID:200903072131676928

エレベーター装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 葛野 信一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-130142
公開番号(公開出願番号):特開平8-324914
出願日: 1995年05月29日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】 複数本からなる主索の全ての張力喪失により非常停止し、かつ簡易な構成であって非常止め装置の誤動作が少ないエレベーター装置を得る。【構成】 滑車30を枢着した作動機構28を昇降体30に変位可能に装着し、複数本による主索31を滑車30に巻掛けて昇降体30を吊持する。そして、主索31の1本により作動機構28を上昇し、全主索31の張力喪失により下降する。また、作動機構28の下降により制動子20を制動動作させる。これにより、主索31の1本により昇降体3を昇降し、主索31を1本ごとにばねを介せず昇降体3に係合して、通常の加減速による非常止め装置の誤動作を防ぐ。【効果】 主索の1本の異常による昇降不能を防ぎ、また誤動作による運転効率の低下及び誤動作により乗客が閉じ込められる不具合を防止する。
請求項(抜粋):
昇降路に立設されたレールに案内されて昇降する昇降体と、上記昇降体に設けられて上記レールが空隙を形成して嵌合された嵌合溝内に装備され常時は非制動位置に配置されて、変位して上記嵌合溝の側壁とにより上記レールを挟圧する制動位置に配置される制動子と、複数本からなり上記昇降体に配置された滑車に巻掛けられて上記昇降体を吊持した主索と、上記昇降体に変位可能に設けられて上記滑車が枢着され上記主索の少なくとも1本の張力を介して上昇位置に保持され、上記主索の全ての張力喪失を介して下降位置に変位する作動機構と、一側が上記制動子に係合され他側は上記作動機構に係合されて上記作動機構の下降位置に変位により上記制動子を上記制動位置に変位させる変位手段とを備えたエレベーター装置。
IPC (2件):
B66B 5/12 ,  B66B 5/18
FI (2件):
B66B 5/12 C ,  B66B 5/18 A

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