特許
J-GLOBAL ID:200903072135344750

内視鏡のアングル部構造体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 影井 俊次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-099560
公開番号(公開出願番号):特開平9-262204
出願日: 1996年03月29日
公開日(公表日): 1997年10月07日
要約:
【要約】【目的】 凹凸形状の金属板片を、凸状部の立ち下がり面と凹状部の立ち上がり面とを係合させて密巻き螺旋状に巻回した湾曲管に挿通孔を設けて、この挿通孔に操作ワイヤを挿通させた構成のアングル部構造体となし、アングル部構造体の耐潰性等の強度の向上を図り、またその製造及び加工を極めて容易に行えるようにする。【構成】 凸状部10Pと凹状部10Rとを有する凹凸板10の凸状部10Pの立ち上がり面部10aと凹状部10Rの立ち下がり面部10bとを係合させるようにして密着螺旋状に巻回してなる湾曲管11に、90°毎に4箇所の挿通孔12を形成して、これら各挿通孔13に操作ワイヤ13を挿通させて、各操作ワイヤ13の先端を湾曲管11の先端部本体14への連結部における凹状部11Rに固定する。操作ワイヤ13の外部に露出している部位に復帰ばね15が設けられ、この復帰ばね15の付勢力に抗する方向に操作ワイヤ13を引っ張ると、その方向に向けて湾曲管11が湾曲する。
請求項(抜粋):
凸状部と凹状部とからなる波形の凹凸部を長手方向に形成した金属板片を、凸状部の立ち下がり面と凹状部の立ち上がり面とを係合させるようにして密巻き螺旋状に巻回することによって、略軸線方向に向く軸方向面と、この軸方向面に対して所定の角度を持った凹凸形成面とを有する中空の湾曲管を形成し、この湾曲管の凹凸形成面に、少なくとも180°の位相を変えた位置に一対の挿通孔をそれぞれ軸線方向に一直線に並ぶように穿設して、これらの挿通孔にそれぞれ操作ワイヤを挿通させ、この操作ワイヤの先端を固定すると共に、基端側を押し引操作可能な構成としたことを特徴とする内視鏡のアングル部構造体。
IPC (2件):
A61B 1/00 310 ,  G02B 23/24
FI (2件):
A61B 1/00 310 A ,  G02B 23/24 C

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