特許
J-GLOBAL ID:200903072148843380

圧縮機用中空ピストンの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 瀬谷 徹 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-354995
公開番号(公開出願番号):特開2000-283038
出願日: 1999年12月14日
公開日(公表日): 2000年10月10日
要約:
【要約】【課題】 軽量であり、慣性が非常に小さくて、圧縮機の圧縮効率を向上させ得る中空ピストンを製造する圧縮機用中空ピストンの製造方法を提供する。【解決手段】 素材状態の本体部とキャップ部を鍛造成形した後、各ヘッド形成部の先端を切削して接合面を形成し、これらを常温の大気中で行う摩擦溶接により結合した後、その素材状態のピストン(1)の外周面を切削して、ピストン(1)の外周面を1次加工し、ついで、ピストン全体をコーティング処理した後、研磨加工により、ピストンの外周面(1a)を2次加工し、最終に、切削及び切断加工により、斜板収容溝(1b)、シュー安着部(1c)及びピストンの先後端面(1d、1c)を形成することにより、ピストンを完成する。
請求項(抜粋):
ブリッジ形成部、前記ブリッジ形成部の一側に成形された中空円筒形のヘッド形成部及び前記ブリッジ形成部の他側に成形された把持部からなる本体部と、一側の中空円筒形のヘッド形成部及び他側の把持部からなるキャップ部とをそれぞれ鍛造により成形する鍛造成形段階と、前記本体部と前記キャップ部の各ヘッド形成部の先端面を切削して、それぞれ接合面を形成する溶接前切削加工段階と、前記本体部の把持部と前記キャップ部の把持部をジグに固定し、各接合面を突き合わせた後、両接合面を摩擦溶接して、ピストンを形成する摩擦溶接段階と、前記ピストンをジグに固定した状態で、そのピストンの外周面を切削して、ピストンの外径を形成する溶接後切削加工段階と、前記ピストンの表面をコーティングして、耐磨耗層を形成するコーティング段階と、前記本体部と前記キャップ部の各ヘッド形成部の外周面を同時に研磨して、ピストンの外周面を形成する研磨加工段階と、前記ブリッジ形成部の一側面を切削して斜板収容溝を形成し、その収容溝の両側内壁を切削して、半球面形状のシュー安着部を形成する切削加工段階と、前記本体部と前記キャップ部の各把持部を切断して、ピストンの先後端面をそれぞれ形成する切断段階とを含んでなることを特徴とする圧縮機用中空ピストンの製造方法。
IPC (2件):
F04B 39/00 107 ,  F04B 27/08
FI (2件):
F04B 39/00 107 E ,  F04B 27/08 K
Fターム (29件):
3H003AA03 ,  3H003AB07 ,  3H003AC03 ,  3H003AD01 ,  3H003CA00 ,  3H003CB04 ,  3H003CB07 ,  3H003CC02 ,  3H003CC07 ,  3H003CD01 ,  3H003CD03 ,  3H003CE04 ,  3H003CE05 ,  3H076AA06 ,  3H076BB21 ,  3H076BB26 ,  3H076BB34 ,  3H076BB38 ,  3H076BB50 ,  3H076CC01 ,  3H076CC20 ,  3H076CC28 ,  3H076CC31 ,  3H076CC33 ,  3H076CC36 ,  3H076CC41 ,  3H076CC46 ,  3H076CC92 ,  3H076CC93

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