特許
J-GLOBAL ID:200903072155960554

ステータ巻線のたるみ形成機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 萼 経夫 ,  中村 壽夫 ,  宮崎 嘉夫 ,  小野塚 薫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-190204
公開番号(公開出願番号):特開2004-040843
出願日: 2002年06月28日
公開日(公表日): 2004年02月05日
要約:
【課題】巻線機に過重な負担をかけることなく、適切な大きさのたるみをステータ巻線に付けることができるステータ巻線のたるみ形成機構を提供する。【解決手段】コネクタ部10Aとステータスタック3Aとの間に隙間30を形成し、巻線機取付治具23に、隙間30を挿通して先端部がステータ巻線5の隙間通過部分32より高い位置とされる金具31が設けられている。巻線機を構造変化させることなく、ステータ巻線5にたるみ12Aを形成することができるので、巻線機にたるみ形成機構を設ける従来技術で生じた、巻線機の複雑化、この複雑化に伴うたるみ形成機構の動作の不安定化、たるみ量を均一とする管理の困難化、及び信頼性の低下を回避することができる。また、設計上の制約が少なくて、ステータ巻線5に十分大きなたるみ12Aを付けることができ、ひいては温度変化によるステータ巻線5の断線発生の抑制を十分に果し得ることになる。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
内側に複数個の磁極歯を有する環状のステータスタックと、前記複数個の磁極歯に巻回されるステータ巻線と、該ステータ巻線の端部側部分を絡げると共に外部側配線を接続する取付ピンを設けたコネクタ部と、前記ステータスタックの外周部に並べて設けられて前記コネクタ部を間に配置して保持する2個の凸部とを備え、コネクタ部とステータスタックとの間に隙間を形成したステータを、取付治具を介してステータスタックを取付ける巻線機にセットし、前記取付治具に、前記隙間を挿通して先端部が前記隙間の開口部上に突出する突出部材を設け、隙間の開口部上を通過するステータ巻線を、突出部材に当接させて乗越えさせてステータ巻線にたるみを形成することを特徴とするステータ巻線のたるみ形成機構。
IPC (1件):
H02K15/04
FI (1件):
H02K15/04 E
Fターム (9件):
5H615AA01 ,  5H615BB01 ,  5H615BB14 ,  5H615BB16 ,  5H615PP01 ,  5H615PP15 ,  5H615QQ02 ,  5H615QQ19 ,  5H615SS11

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