特許
J-GLOBAL ID:200903072156690011

カラー受像管

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-047443
公開番号(公開出願番号):特開平5-251011
出願日: 1992年03月05日
公開日(公表日): 1993年09月28日
要約:
【要約】【目的】 両サイドのプリフォーカスレンズ電界によって両サイドの電子ビームを内側へ振らせるコンバーゼンス構成のものにおいて、集束電極の加速電極側端面の両サイドの電子ビーム通過孔を横長形状にした場合の解像度低下を防ぐ。【構成】 加速電極9の集束電極側端面14に補助電極板17を重ね合わせる。補助電極板17は、加速電極9の3個の電子ビーム通過孔16を望見できる比較的大きい通孔18を有し、この通孔18は両サイド領域において水平方向に長軸を置く横長形状を有し、両サイド領域での垂直径がセンター領域での垂直径よりも小さい。【効果】 電極組立精度を高め得るのみならず、両サイドの電子ビームの垂直径の広がりを抑え得、蛍光面の全域で高い解像度を得ることができる。
請求項(抜粋):
水平方向にインライン配列された3個の陰極と、制御格子電極と、加速電極と、この加速電極とともにプリフォーカスレンズ電界を生成する箱型の集束電極と、この集束電極とともにメインレンズ電界を生成する陽極とを備え、前記集束電極の加速電極側端面における両サイドの電子ビーム通過孔が水平方向に長軸を置く横長形状となされ、その中心軸相互間隔が前記加速電極の両サイドの電子ビーム通過孔の中心軸相互間隔よりも大きく設定されたカラー受像管において、前記加速電極はその集束電極側端面に重ね合わされた補助電極板を有し、この補助電極板は前記加速電極に形成された3個の電子ビーム通過孔を望見できる比較的大きい通孔を有し、この通孔は両サイド領域において水平方向に長軸を置く横長形状となされ、前記両サイド領域での垂直径がセンター領域での垂直径よりも小さく設定されてなることを特徴とするカラー受像管。

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