特許
J-GLOBAL ID:200903072158610910

バッチ式加熱法における段階的前駆体添加によるチューブ状アルミニウムケイ酸塩の高濃度合成法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-308957
公開番号(公開出願番号):特開2002-121018
出願日: 2000年10月10日
公開日(公表日): 2002年04月23日
要約:
【要約】【課題】 チューブ状アルミニウムケイ酸塩を、安価でかつ迅速にそして大量に合成する方法を提供する。【解決手段】 溶液濃度が1〜1000mmolのケイ素化合物溶液と1〜2000mmolのアルミニウム化合物溶液を、所定のケイ素/アルミニウムのモル比率になるように混合して調製した溶液から前駆体が形成された後、溶液中の共存イオンを取り除き、その後、回収した前駆体を純水に分散させ前駆体懸濁液を調製し、この前駆体懸濁液を所定濃度で純水に分散させ、酸を加え、加熱し、チューブ状アルミニウムケイ酸塩を合成し、この合成したチューブ状アルミニウムケイ酸塩を含む溶液に再度前駆体を加え加熱することを繰り返すことにより、段階的に濃度を高めながらバッチ式で合成を行うことにより、前駆体を再度加える際に酸を加える必要をなくし、チューブ状アルミニウムケイ酸塩を合成する上で阻害因子となる陰イオン濃度を抑えながら溶液を高濃度化することにより、生成・析出する固形分を遠心分離、濾過等により分離回収することにより、目的のチューブ状アルミニウムケイ酸塩が分離回収される。
請求項(抜粋):
高濃度溶液からチューブ状アルミニウムケイ酸塩を合成する方法であって、次に記載するステップ;ケイ素化合物溶液とアルミニウム化合物溶液を混合し、チューブ状アルミニウムケイ酸塩前駆体を成長させた後、共存イオンを取り除き、前駆体を調製後、所定濃度で純水に分散させた後、酸を加え、加熱し、チューブ状アルミニウムケイ酸塩を合成すること、この合成したチューブ状アルミニウムケイ酸塩を含む溶液に前駆体を加え、再度加熱することを繰り返すことにより、段階的に濃度を高めながらバッチ式で合成すること、その際、加熱時の前駆体からチューブ状アルミニウムケイ酸塩が生成される過程において水素イオンが発生することを利用し、前駆体を再度加える際に酸を加える必要をなくし、チューブ状アルミニウムケイ酸塩を合成する上で阻害因子となる陰イオン濃度を抑えながら溶液を高濃度化し、生成・析出する固形分を回収すること、からなることを特徴とするチューブ状アルミニウムケイ酸塩の合成法。
IPC (2件):
C01B 33/36 ,  B01J 20/16
FI (2件):
C01B 33/36 ,  B01J 20/16
Fターム (34件):
4G066AA20A ,  4G066AA30A ,  4G066AA32A ,  4G066AA53A ,  4G066AA61B ,  4G066AA66A ,  4G066AA66B ,  4G066AE06B ,  4G066AE10B ,  4G066BA01 ,  4G066BA22 ,  4G066CA02 ,  4G066CA43 ,  4G066CA51 ,  4G066CA52 ,  4G066DA02 ,  4G066DA03 ,  4G066FA03 ,  4G066FA05 ,  4G066FA21 ,  4G066FA34 ,  4G066FA36 ,  4G066FA37 ,  4G073BA57 ,  4G073BA63 ,  4G073CM01 ,  4G073CM02 ,  4G073FB01 ,  4G073FB02 ,  4G073FD01 ,  4G073FD12 ,  4G073GA03 ,  4G073UA06 ,  4G073UB47

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